行動の全てが投資活動って正直どゆこと？って思ってたけど

投資をはじめるようになってから「金融商品に限らず日常の行動の全てが投資」とよく教わるようになりました。

正直、あんまりピンときてなかったんですが、こーゆーことか！？と、実は身につきつつあることに気がつく出来事がありました。

最近引越しをしたんですが、引っ越しってめちゃくちゃタスクが増えますよね。手続き関係にはじまり、新しい家に合わせた雑貨や日用品を買い揃えたりなど。

夫婦で暇な我が家は、揃って役所まわりや近所で必需品の買い出しをしていたんです。

そうこうしているうちに娘の幼稚園のお迎えの時間に。そしたら夫が「もえこ100均でスプーンとフォーク買ってきて。俺、お迎えに行ってくるから」と。

あれ？なんか嫌だなって、感覚的に感じました。

ひとつに100均でスプーンとフォークの気に入ったものを探せる気がしなかった。

もうひとつは、ひとりで買い物を終えて帰る道中がつまらなそうで、どうしても夫と一緒に行動したかった。

故に、スプーンとフォークは今100均で買わなくてよい。

この説明を夫に伝えると「でもすぐ使うものだから必要でしょ」と言うのです。

ここから私は以下のような持論を展開しました。

必要だからとか、やらなきゃいけないから優先の思考はどうなんだろう。人間なんてやらなきゃいけないこと、みたいなことで時間を埋めようと思ったらそれだけで人生終わることもできると思うのです。お金の使い方も同じで、会社員時代によく思っていたのですが、税金、住宅費、食費、光熱費...って余剰資金なんてないじゃん！って使い方に設定してしまいがち。

それすら自分で使い方を決めてお金を払ってる。

スプーンひとつもお気に入りのものを選んで購入できたらそれがテンション上がる体験になるかもしれない。このセンスシェアしたいって思うようになれば商売になるかもしれません。

今私は、夫とおしゃべりしながら娘のお迎えに行きたいのだと伝えました。そして、スプーンとフォークは今晩何か惣菜を買って、使い捨てのものをもらうのではどうか。改めて気に入ったものを選ぶまではしばらくその方法で私は全く構わない。カトラリーはお気に入りのもので揃えたいのだ、ということも。

するとまぁまぁ偏屈な夫、珍しく私の持論に納得してくれました。

些細なことで喧嘩がはじまり、路上で私が夫を殴る蹴るした過去がウソのようです。

スプーンとフォーク、お迎えの時間、日常のやらなきゃいけないタスクはすべて楽しみに変えることができました。

余談ですが、私の場合、この選択ができるかどうかにかなり大きく関わるポイントが、十分に暇だってこと。タスクにするか楽しみに変えるか、選べる自由があるってことを改めて実感しました。

共働かない夫婦になったことで時間をたっぷり得ることができたことに改めて感謝。笑

で、何が言いたいかと言うと、

仕事を変える前にスプーンをぜひ新調してみてくださいね！だったかな？

まぁいいか。