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おにぎり×日本茶って、最高すぎる!

以前も書いたけれど、おにぎりやさんを始めたらやりたいことが3つある。
1.店頭での販売
2.通信販売
3.おにぎり通信の発行
それに加えて、日本茶など茶葉ものドリンクの提供もしたいと思っています。

ここ数年、日本茶は市民権をグーンと得たと思う。いやいや、日本茶は昔からあったものだから、いまさら市民権と言われても…。
と、日本茶さんからは突っ込まれそうだけれど、急須で淹れてお茶を飲む人が少なくなってしまったいま、市民権の立役者になっているのは間違いなくペットボトルのお茶だと思う。

ペットボトルのお茶をきっかけに、かどうかはわからないが、ここ数年東京を中心にお茶のお店が増えているのは確か。おにぎりやでもお茶を提供したいと考えて、東京のお茶屋さんをめぐったのは懐かしい記憶。
でも、イベント出店だけでは、なかなかお茶を提供するところまでいけなかったけれど、実店舗を持つことでやっとその時が来た。

伊右衛門さんが売り出したお茶は、見た目が”本当の”お茶に近くなってきている。ペットボトルのお茶は本当のお茶ではないのか? 論争は置いておいて、飲んでみるとやっぱりお茶ではない。炎上しそうなこと、もしかして書いている?

その場で淹れた茶葉のお茶とは違う。何が違うかって?
自分なりに思うのは、明らかに香りが違う。
淹れたお茶は淹れたその瞬間から香り、温かいうちはそれがずっと続く。ひと口飲めば香り、またひと口飲めば、その香りはまたやってくる。これは淹れるお茶だからこそなし得ることで、ペットボトルのお茶はこうはいかない。

常々考えるのだけれど、おいしいと感じるのは味覚ではなく、臭覚の要素が強いのではないかと思う。だから、お茶の香りが好きだし、おにぎりなら海苔の香りは外せない。ふわーっと香る食べものに、とにかく目がないのだ。

おにぎりやさんで提供するお茶は、以前取材を通して知り合いになった茶淹さんにお願いすることにしました。茶淹さんは、岐阜県東白川村で栽培された香り高い茶葉ブランド「美濃加茂茶舗」を有する、お茶屋さん。茶淹さんは聞きなれなくても、美濃加茂茶舗さんといえばピンと来る方もいるのではないでしょうか。

いまは実店舗はないけど、「日本茶の可能性を拓く」ことをビジョンに掲げ、日本茶の魅力を伝えている素晴らしいアイデアマンがいるお茶屋さんだと思っています。おにぎりやも、ビジョンというほど大きく言えることではないけど、お米の可能性を拓くことができたらなと思う気持ちは一緒。何よりも、おにぎりに日本茶を合わせたら最高なわけです!

工事中の何もない店に茶淹代表の伊藤さんに来てもらって、いろいろと話をさせていただき、うちのおにぎりも食べていただき、これから楽しいことがたくさんできそうな予感がしました。伊藤さん、今後ともどうぞよろしくお願いします!
みなさまにも早く、おにぎりと日本茶のベストマリアージュをお届けしたい!


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