見出し画像

文藝春秋さんから『特別賞』をイタダキマシタ

note×「WEB別冊文藝春秋」のコラボレーション企画「#ミステリー小説が好き」において『特別賞・・・』をいただきました!


受賞した記事はこちら👇👇



『芥川賞』や『直木賞』で有名な文藝春秋の編集部の方に、このような賞をいただき、マウスを持つ手が震えるほど喜びました。



【※】
直木賞や芥川賞を創設した菊池寛が創業したのが文藝春秋社(現在名:株式会社 文藝春秋)である。

現在、賞の主催は日本文学振興会に移ったが、文藝春秋はいまも運営に深く関わっている。詳しく知りたい方は→「芥川賞・直木賞と文藝春秋」


1.なぜ、『特別賞』なのか?


私はベストレビュアー(今回の企画における受賞のこと)ではなく、特別賞でした。

なぜか?


お題が『ミステリー小説・・が好き』なのに、選んだ本が小説ではない・・・・・・からです。


選んだ本👇


2.なぜ、この本を選んだのか?



そもそも、この企画の存在に気づいたのが4月26日頃でした。
応募の締め切りは5月15日。

そのうえ、

念願のマイホームに
ゴールデンウイーク中に引っ越しする


という人生の一大イベントを控えていたのです。

イメージ



新居引き渡し、荷造りや転居後の手続きなどを考えると、4月27日~5月8日の間は執筆時間がとれません。

そもそも、荷造りの関係でパソコンで記事を書くという環境がなかった・・・・・・。




しかも、題材は『ミステリー小説』という深遠なもの。

読書は好きなので、「おすすめのミステリー小説、ある?」と聞かれたら、

「100冊くらい言っていい?」

と答える私。

しかし、今回は選ぶ時間がない・・・・・・。



企画なので、せっかくだからいい記事を書きたい。

それには、

1.面白い
2.でも、あまり知られていない

という矛盾したような本・・・・・・・・を選ばなけれならずに構想の段階で困っていました。







すると、急に声が聞こえてきたんです。

「カントク! 自分を使ってください!」


自ら名乗り出る、野球少年のような声が・・・・・・・。



その声の主は、本棚に置いてあった『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』でした。


この本は、徹夜読みできるほどバツグンに面白い。
出版社名を確認したらなんと企画元の『文藝春秋』と書いてあるじゃないですか。


「これはもう運命だねっ★」

と、10代のカップルのような気持になれたものです。



【補足】

企画は、文藝春秋以外から出ている本で書いてもOKです。
(出版社を限定する文言は一切書かれていない)
ただ、私は運命を感じました。





ただ、ミステリー小説ではないのが最大の気がかりでした。




『小説』の企画に『ノンフィクション』で参加するなんて、ボクシング・・・・・の試合に甲冑・・を着て戦うようなものです。


そこは、「そもそもミステリー小説の定義とは・・・・・・?」を考え、それを記事にも書きました。

構想段階では、

ノンフィクションなので『ミステリー猛者』たちも、知らない可能性があるぞ。逆にえぇやん!

と考え、執筆中は、

普段ノンフィクションを読まないミステリー小説好きにこそ、この本を読んでほしいッ!

という熱情を抱いたのが良かったのかもしれません。


3.結果発表会中の「レビュー」が勉強になる


結果発表会の動画は、「noteの記事をもっとうまく書きたい・・・・・・・・・・という思いがある人にぜひとも観ていただきたいです。

だって、プロの方から「もっとよりよい文章を書くために」のアドバイスが聞けるんですからね。
それも、文藝春秋の部長さんや編集長さんなどから!!

たとえば、動画の21分頃に『文章の締めくくり方・・・・・・・・・』のアドバイスが出てきます。
実際の記事を見ながら解説してくださるので、「こういう書き方もあるんだな、ふむふむ」と思えるわけなんですよ。


自分が書いてない記事でも、スッゲェ参考になります。


取り上げられる記事は、秀逸なものばかりなので、

「こういう書き方があるのか」
「こう書くと、人にオモシロイと思ってもらえるのか」

などということもわかりますよ。


👇発表会のyoutube。
ちなみに、私の記事についてのコメントは38分頃からです!!
受賞発表は1時間51分頃からです!


4.最後に


私の記事は、8月19日発売予定の『別冊文藝春秋』(9月号)にも掲載していただけるとのこと。
(下記のリンクは、7月号です)


ちなみに、『別冊文藝春秋』は、kindle unlimitedでも読めます。



太っ腹なことに、原稿料もいただけるとのこと。
金額は、勝手に公開するべきではないので書きませんが、

こんなにいただいて、イインデスカ?

と思ってしまう額でした。


ちなみに、混同されがち(?)な『文藝春秋』と『別冊文藝春秋』の違いは下記のとおりです。


自分が好きな本を書いて、認めてもらえるnoteって最高な場だと思います。note編集部や文藝春秋のみなさまにも感謝です。

何より記事を読んで「スキ」や「コメント」をくださった方々に多謝です。


あらためて、受賞した記事はコチラです↓

見出し画像は、お嬢様✕格ゲーという組み合わせが最高に面白い『対たいありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ 2』(江島 絵里)の2巻p75です)


この記事が参加している募集

noteでよかったこと

ノンフィクションが好き

出版を目指しています! 夢の実現のために、いただいたお金は、良記事を書くための書籍の購入に充てます😆😆