今の自分に必要な掃除道具を、取り揃えておく。おはよう。

気持ちを掃除するために必要なことはなんだろうか。スッキリするため、発散するため。人によってさまざまで、もちろんオレにもいくつもある。

スッキリするために必要なことは、アウトプットである。これまでも何度も書いてきたように、取り入れることより、はき出すことでオレたちはスッキリする。もちろん、出すモノがなければアウトプットはできないのだが、現代社会は惰性で過ごしているとインプット過多に陥りやすい。

その中身は、食事、モノ、情報、人間関係によるストレスだったりする。これらを過剰に取り入れたままに、出すことを放置すると気持ちバランスは崩れる。

食事にはうんこ、モノは捨てる、情報は行動に還元する、ストレスは発散する、そうやって自分の中に溜まっていくインプットした事柄を掃除していく。このバランスが大切だ。

そして、自分の掃除、つまりアウトプットにもいくつかの種類を用意しておくこと。掃除には道具によって役割がある。雑巾と、ほうきでは違う。洗剤だって、重曹とクエン酸では落とせる汚れの種類が違う。

そのイメージで、自分の掃除に必要な掃除道具も取り揃えておく必要がある。自分の内側にある、掃除したいものを掃除するために今必要なことは何か?自然な生理現象は、無意識でも体が調整してくれる。息を吸ったら吐くし、食べたらうんこ出るでしょ。そういうの。

でも、自然な生理現象以外の領域に関しては、自分で意識的に用意をする。運動、モノ描き、道具の手入れ、絵を描く、料理、やったら気持ちがスッキリするこれらのことは、自分を掃除するための掃除道具である。

どの掃除道具が、どの状態の自分に必要なのか。それを実践しながら観察してみる。そうすると、自分のその時のモードに応じて、やった方がいいことが見えてくる。それを理解すると、メンタルの大きな崩壊を防ぐことができるようになる。気持ちの整理整頓が自分でできるのだ。

これは、幸せに生きるために必要な技術である。感覚的に行動を起こして、それで自分のバランスを保てる人はいる。だが、そうでない人もいる。オレは後者。意識的に自分のバランスを保とうとしないと、すぐに憂鬱や虚無に囚われる。

自分の内側の散らかり方を観察する。そして、今の状態に適した、掃除道具をきちんと手に取る。そうやって気持ちを整理していこう。おはよう。今日も、生きるぞ。

あ〜、金麦飲みてぇなぁ