ドミノピザ混みまくってるやん、の夕暮れ時

ドミノピザを待っている。お持ち帰りで店頭での購入だ。というか、嫁の実家がデリバリーエリア外で、持ち帰りしか選択肢が無かったのだ。

タイトルが分からんのだが、最近のテレビ番組で、ドミノピザのピザが取り扱われていたことの影響だろう、無茶苦茶混んでいる。テレビを見た嫁と嫁の母親が、ドミノピザを食べたいとのことで買いに来たわけだが、周りの客も同じところだろう。テレビの影響たるや、である。

お持ち帰りにもかかわらず、20分待ちなんだそうな。普段は10分程だという。ものすごい混みようだ。オレはアレルギーではないが、小麦を食べると肌が荒れるので普段は小麦食品は摂らないことにしている。だが、今日みたいな日くらいは良しとする。なんでも厳密にやり過ぎるより、だいたいでやるくらいでいいのだ。

特に、食べたいピザもない、というか、ピザなんてどれ食べてもうまいから、なんでもいいので嫁に注文をなんでもいいから食べたいの頼んでいいよ、伝えると半分ブチギレをされた。なんで、私任せなの！？的な。いや、あなたドミノピザ食べたいって言い出しっぺなんだけど、女性って難しいな。

別にこれは愚痴でもなんでもない。マジで難しいな、と思ってしまったのだ。女性とひとくくりにすることは乱暴かもしれないが、女性って沸点低くないですか？すぐブチギレるよね。ウケる。

それは、そうとピザを待っている。あまりのドミノピザの混雑であり、店舗敷地内の駐車場に停められなかったので目の前の車道に路駐をしている。駐禁の切符切られたらかなわんので、自分が運転席で嫁がお店から出てくるのを待っているところだ。

10年くらい前、一人暮らしをしていた時に当時の彼女とドミノピザをネット注文したことがあった。注文してから家に届くまでのピザの状況を中継するようなコンテンツが、ホームページに組み込まれてあり、それを視聴しながらだったためにピザの到着までを楽しく過ごせた。おかげで待ち時間をあっという間に感じたのだ。

ドミノピザの企業努力たるや、である。届いたピザを頬張りながらコーラを飲んだ。YES！ディスイズ、スーパージャンク！！と叫んだかもしれない。そのあとセックスしたかもしれない。いや多分セックスした。

ドミノピザの思い出は、それくらいだが、今夜もそのドミノピザメモリーに新しい1ページが加わりそうだ。初冬の夕暮れ時。町あかりがポツポツ灯るなか、ドミノピザを待っている。そんなにピザへのモチベーションが高いわけではないのに、かれこれ、20分は経つ。