車がスタック

家の近くで車が埋まった。
圧雪された雪が溶けてくると、ぬかるんではまってしまう。
いつもなら強引に走れるのだが、今回は曲がり角で氷状になっていたらしく、それに車の底が乗り上げてしまったようだった。

いつもなら、少しバックして、勢いをつければ抜け出せるのだが、びくともしなかった。

通りがかりの女性が、妻と一緒に押してくれたが、全然動かなかった。

妻にはスコップを取りに、家に行ってもらったのだが、その間にジムニーに乗った人が助けてくれた。

スコップを貸してくれて、車の下の雪をかいてみたのだが、それでもびくともしない。
けん引ロープを持っているので、引っ張りましょうか、と申し出てくれたのだが、フロントのけん引フックを付ける穴のカバーの外し方が分からず、とりあえず車の雪をさらにかきだしてみた。
振り返ると、冷静になって、けん引フックをつけて引っ張ってもらえば、それでよかったのだが、いざというときに、カバーの外し方が分からないという事態に陥っていた。

妻もやってきて、いくら雪かきしてもびくともしないので、JAFを頼もうとしたのだが、ジムニーの人が見かねて、後ろの方のフックを見つけてくれ、そこにけん引ロープをかけて、引っ張ってくれた。
さすがジムニー、簡単に脱出することができた。

振り返ると、今までに何度か雪でスタックしたことがあったが、誰も来ないような山道でさえも、いつも助けの人がすぐに来てくれた。
守られているのかもしれない。
本当にありがたいことだ。

ご近所の方だったので、明日お礼に行こうと思う。

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