OneMile IP

「いつでも気軽な距離感で弁理士を活用してほしい」そんな思いでできた商標事務所です。 東…

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「いつでも気軽な距離感で弁理士を活用してほしい」そんな思いでできた商標事務所です。 東京・沖縄を拠点に国内外商標、エンタメ知財に精通した3名の弁理士とロードバイクが好きな事務員1名で活動しています。 事務所HP: https://one-mile.net/

最近の記事

YouTubeチャンネル運営に関する商標のポイント

 昨今、YouTubeチャンネルを開設する人が増えてきました。  YouTubeチャンネルを運営にするにあたって、商標をどのように考えるのがよいでしょうか。ポイントを絞ってお話ししていきます。 1.チャンネルの名称  自分たちのチャンネルを表す大切なものとなります。動画配信の内容によって出願内容は変わりますが、例えば広くエンターテイメントを提供している場合には第41類「娯楽の提供」、教育系の動画を提供する場合には第41類「知識の教授」等で出願することが考えられます。また

    • 所属弁理士掲載に関する記事のご紹介

      当事務所に所属する石渡弁理士に関する記事が「BUSINESS LAWYERS」にて掲載されましたのでご紹介いたします。 記事URL https://business.bengo4.com/articles/560?fbclid=IwAR0XB4Gpd4O_-erWWPIZA_lX_3k9pTX9GmBzZ3QQ2_DLa8jcXA8ymniYIoQ 掲載メディア:BUSINESS LAWYERS(https://business.bengo4.com/)

      • 第1回 法務・知財EXPOにブース出展します

        2020年4月15~17日に開催される「第1回 法務・知財EXPO」にブース出展します。 「法務・知財EXPO」は、管理部門を来場対象とした日本最大の展示会「東京 総務・人事・経理ワールド」内で2020年に初開催される展示会で、あらゆる組織・団体にとって必要不可欠な企業法務・知財サービスから、最新のリーガルテックまで一堂に出展される予定です。 今回は下記4つの事務所が合同でブース出展を行い、それぞれに特色を持つ若手事務所として、事務所の紹介や各事務所の持つシステムなどを紹

        • Animation and Law!! vol.3 アニメスタジオ新時代

          当事務所に所属する弁理士、石渡広一郎が運営に関わるイベントが下記のとおり開催されますので、ご案内いたします。 — Animation and Law!! vol.3 アニメスタジオ新時代   「Animation and Law」は、法律家NPO「Arts and Law」のアニメを愛するメンバーにより、「アニメーション業界をよりよくするために」をテーマに企画される連続イベントです。 Arts and Law(http://www.arts-law.org)は2004年

        YouTubeチャンネル運営に関する商標のポイント

          文字のみで商標出願、それともロゴで商標出願??

          商品名やサービス名が決定し、デザイナーさんにロゴデザインの制作も依頼して、お気に入りにロゴが出来上がりました。 さて、実際に商品の販売を開始する前に商標登録をしようとしたところ、 「商品名の文字だけを出願すればいいの?」それとも、 「デザインしたロゴイメージを出願すればいいの?」と、 迷われたことはないでしょうか? その商品若しくはサービスが貴社にとって重要なものであれば、文字でもロゴでも二重三重に保護を重ね万全な権利取得を検討した方がよいですが、出願する件数が増え

          文字のみで商標出願、それともロゴで商標出願??

          商標登録した方がいいのか? Part2

          前回「商標登録をした方がよいか?」について投稿しましたが、考え方が少し商品名に偏っていましたので、今回はサービス名について記載します。 サービス名とは、例えば「飲食店」、「美容室」の名前等のイメージです。 「飲食店」や「美容室」などは、全国的に店舗数も多く、インターネットで検索すると同じような名前のお店がいっぱいあるのも事実です。 したがって、特に意識されていない経営者さんも多いかと思います。 しかし、流行っていたお店が急に名前を変えたなどを見たり、聞いたりしたことは

          商標登録した方がいいのか? Part2

          商標登録した方がいいのか? Part1

          商標事務所で仕事をしているとよく「商標登録をした方がよいか?」という質問をいただきます。 簡単そうにみえて実は難しい質問です。 なぜでしょうか? 「した方がよいか?」という質問に対しては、「実際に商標を使用するならした方がよい。」というありきたりな答えになってしまい、この答えにいまいち納得感がないためかなと思います。 いまいち納得できない理由としては、商標登録をしないからといって、商品・サービスを提供できないわけではないということにあると思います。 つまり、商標登録

          商標登録した方がいいのか? Part1

          その商標、商標登録できるかもしれませんよ。

          『検討されている商標「〇〇」は、すでに登録されている商標「〇△」と類似するため、出願しても拒絶されてしまう可能性が高いです。』 と、特許事務所に指摘されたことはないでしょうか? 『でも、「〇〇」と「〇△」は、そんなに似てないと思うのですが。。』というと、 『商標の類否判断は、商標から生じる称呼(読み方)、観念(イメージ)及び外観(見た目)のうち、いずれか1つでも相紛らわしければ類似と判断されるため、「〇〇」は拒絶されてしまいます。』 と言われて、わからずそのまま権利化

          その商標、商標登録できるかもしれませんよ。

          商標出願件数の推移と分野ランキング

          現在年間で商標登録出願がどの程度されているかご存知でしょうか? また、出願件数が多い商品・サービスの分野はどのような分野でしょうか? 商品・サービスの分野によっては極端に出願が多いので、その分商標に対する手当をする強くする必要があります。 また、出願件数が多い分野については、出願の仕方も注意しなければ思わぬトラブルに巻き込まれることがありますので、出願の際には出願の内容にも意識する必要性が高いです。 以下、特許庁が発表している統計をまとめてみましたので、参考にしてみてく

          商標出願件数の推移と分野ランキング

          新J-PlatPat「商標検索」備忘録

          特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)は、特許・実用新案・意匠・商標の公報等を無料で検索・照会できるデータベースです。 活用している方も多いかと思いますが、令和元年5月7日に、J-PlatPatの大幅な機能改善が行われました。 弊所では、新J-PlatPatですでに300ワード以上の商標調査を行っています! システムに慣れるには、実践で多く使用するのが一番ですね。 普段から使うツールだから、はやく体に馴染ませます! さて、使ってみて気づいたことを、備忘録的にま

          新J-PlatPat「商標検索」備忘録

          商標出願する際の商標の表記~原則と応用~

          よく商標出願する「商標の表記」を何にしたよいかと質問されます。 つまり、アルファベット表記なのか、片仮名表記なのか、平仮名表記なのか、若しくは、ロゴイメージで出願するのかといったような質問です。 今回は、この質問について解説します。 さて、私の事務所の名前はは「OneMile商標知的財産事務所」ですが、そのうち主要な部分は「One Mile」部分です。 単純に「One Mile」を出願するといっても、大きくわけて以下の3つの方法が考えられます。 1.One Mile

          商標出願する際の商標の表記~原則と応用~

          法的に強いネーミングとは?!

          皆さんは、新しい商品名や、サービス名をどのように考え決定されていますでしょうか?! 「記憶し易さ」、「親しみ易さ」、「語呂の良さ」等、様々なことを考慮して決定されているものと思いますが、法的に強いネーミングかどうかまで考慮されたことはありますか? 法的に強いとは、商標権を取得した後の商標権の強さのことです。 つまり、同じく商標権を取得しても、登録した商標によって守られる強さが違うということです。 商標権を取得した場合に強い権利になるのは、以下の順です。 1.造語  

          法的に強いネーミングとは?!