記事一覧
一秒でも長く君といられるなら【掌編】
「あーあ、帰りたくないなあ」
独り言のように呟いた。罠。
「なんでですか?」
後輩くんは、わたしが仕掛けた単純な罠にまんまと引っかかってくれた。
獲物を狩る蜘蛛になった気分だ。
「動きたくない」
「…疲れてるんですか?」
わたしと彼は、部室のテーブルを挟んで、互いに対角線の位置に座っている。
彼は上着を着たまま、少し前かがみの姿勢でスマホを弄っていたが、いつの間にか視線をこちらに向けてい
良い教師にはほど遠いけれど
新人研修中です。
この流れも何度も見ていると、少しは覚えてくるのですが、新人さんは毎回違うので、簡単に慣れるものでもありません。
久々に入ってくれる新人さんに、明日はどういう内容で研修するかな?と考えていました。
前回までのおさらいをしてから、どうせまたすぐ違う現場に行かされる彼の人に、これからの人生で0.1%くらいは役に立つかもしれない知識を叩き込みます。
この時、「うちのやり方」はこの
新年早々に、大きな天災が起きてしまいました。
noteクリエイターの方の中にも、巻き込まれてしまった方、家族や友人の安否を案じている方など、大勢いらっしゃると思います。
少しでも早く、事態が落ち着くことを願っております。
2024年はこれをやりたい!
今年は、やりたいことリスト100を作りました。
たとえば、
・月1回は街にお出かけする
・月2回のカフェタイムを確保する
・演劇を4回観に行く
・本を100冊読む
・姿勢を良くする
・自分の棚卸をする
・聖書を読む
・クリスマスマーケットに行く
・ジビエ料理を食べる
などなど…。
ここから、さらに小さいゴールをたくさん見つけて、私はわくわくした1年を過ごします!
今年わたしに最も良い影響を与えたもの
最近ずっとネット上を探して、どうしても元記事が見つからなかったため、これを書くなら今しか無いと思い、書き始めました。
今年の秋、私は目標どころかやりたいことがなく、それがつらいと感じていました。
目標はなくても良いという論調はありますが、自分が何をしたいかもわからないままでは、人生が無為に過ぎてしまうと思ったからです。
つまらない人生なんて悲しい。
「目標」「やりたいこと」「見つけ方」「見
ラブレター習慣の続き
以前、夫に毎日ラブレターを書いているという記事を書きましたが、あれからもうすぐ3か月。
二人で一緒に休みの日を除いて、毎日書いています。
一筆箋程度のスペースですが、毎日書いているとやはり思いやりの気持ちが湧いてきます。
まるで、受験生の1年間つけ続けた「良いこと日記」のよう。
精神安定に一役買っています。
理由はそれだけではないけれど、最近の私は調子が良いのです。
毎日、いちばん大切