綱吉公於伝之方を寵愛し給ふ図(五代徳川綱吉公)
芳年画。
於伝之方(瑞春院)は五代将軍徳川綱吉の側室、綱吉の寵愛を受けた。延宝5年(1677年)19歳で鶴姫を出産し、続く延宝7年(1679年)に21歳で徳松を産むが夭逝した。綱吉の子を産んだ女性は、於伝之方ただ一人である。生類憐れみの令で知られる慈悲深い綱吉が、仲睦まじく於伝之方と小舟に乗る姿が描かれている。
芳年画。
於伝之方(瑞春院)は五代将軍徳川綱吉の側室、綱吉の寵愛を受けた。延宝5年(1677年)19歳で鶴姫を出産し、続く延宝7年(1679年)に21歳で徳松を産むが夭逝した。綱吉の子を産んだ女性は、於伝之方ただ一人である。生類憐れみの令で知られる慈悲深い綱吉が、仲睦まじく於伝之方と小舟に乗る姿が描かれている。