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ライターになると決めたあの日の私から、2020年の私へ

2020年の私へ

元気にしていますか?まだライターを続けていますか?それとも、どこかの企業に就職しましたか?

私はどちらでも良いけれど、もし就職をしているのであれば、納得のいく形でライター業を終え、自らの意志で決めていると嬉しいな。

昨日、カフェで先輩と話して、新潟でのライター事情を聞いて来たよ。今どれくらいの仕事を抱えていて、こんな仕事なら一緒にできると教えてもらって。すぐに結論は出なかったから、今後どうするかは持ち帰ることにした。

それで、さっき、先輩のもとでフリーランスのライターとしてやってみるって決めたよ。

でも、昨日はずっと迷っていたんだ。だって、東京へ行って出版社かWEB制作会社に就職して、編集者になる。そのために会社を辞めたんだし、文章を書くことは好きだけど苦手でライターとしての適性はあまりないと思っているから。

「だったら、東京に行けばいい」。分かってる。でも、そんなはっきり決断できないのは、その先輩が仕事できる人だって知っていることと、先輩に言われた一言。

その先輩は未来の私も知っている通り、論理立てて話をするのが得意だし、少し突拍子もない、けど面白いアイデアも出てくる人。そんな人と仕事をしたら、勉強になる点がたくさんあることも知っている。何より純粋に一緒に働いてみたいな、そう思ったんだ。

そして、もうひとつ。「いずれ新潟に戻ってくるなら、今からつながりを増やしていったほうが良いよ」と言われたこと。「3〜5年くらい東京で働いて、そのあと新潟に戻ってこようと思っている」と伝えたら、こう言われた。それは人とのつながりで仕事を続けている先輩ならではの言葉で、説得力のある言葉だったんだ。

この話を聞いて、一回持ち帰って、自分が毎月どれくらいのお金を稼げば生きていけるのか、バイトはどれくらい入れば良いのかを計算して、不安を一つずつ潰していって、考えて考えて。でも、最後は純粋な欲求にしたがって、さっき先輩に連絡したよ。

そのときにね、どんなライターになりたいかを聞かれたの。緊張で頭の中がぐちゃぐちゃで、うまく言葉にできなかったけど、今は少しだけ見えてきた気がするよ。「中小企業の力になりたい」んじゃないかって。

4年間求人営業をやってみて、印象に残っていることがある。
ある社長と打ち合わせをしていたときに社長とスタッフとのやりとりを見て、「社長の理念や想いがうまく社員に伝わっていないんじゃないかな?」と思った瞬間があったんだ。そのときは営業という立場上、社内の課題に踏み込むことは難しかったけど、「もっと中に入り込んで、コミュニケーションをとるお手伝いができたら良いのにな」と思っていた。

今思えば、それって社長の言語化を手伝うことで、できることなんじゃないかな?って。社長のインタビュー記事もそうだし、パンフレット作成だってそう。目指したい方向を言語化して、社員の意欲に繋げられたら。いつか、そんな仕事ができたら良いなと思っているよ。

でもね、逃げ癖のある私が、フリーランスなんてできるのかちょっと不安なんだ。朝はちゃんと起きれてる?逃げずに原稿に向き合えてる?納得のいく形で原稿を提出している?誘惑に負けて、YouTubeばかり観ていない?、、、逃げで就職しようなんて考えていない?

文章ははっきりとした目標があるわけではないから。どうやってモチベーションを維持していけるのか。何を指標にしたら良いのか。分からなくなってしまっていない?今までの私を見てきているから、少し不安だよ。

だから、ここにちゃんと記しておくね。未来の私が迷ったときに初心にかえる場所になるように。

やりたいことはさっき言ったこと。そして、目指したい文章は「温度が伝わる文章」。インタビュイーがその場で話しているような、目の前に情景が浮かぶような文章を書けるようになりたい、いまはそう思っているよ。

2020年の私は、どんな文章を書いているんだろう?過去の自分をがっかりさせないような生き方をしてくれていたら嬉しいな。反省はたくさんしていいから、後悔だけはしないでね。

未来の私を楽しみに、今から一歩ずつ進んでいくよ。

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