ワンジェネレーション

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生命の再生プログラム特別企画【Deep Dive into Regeneration】プラネタリーヘルスを体感する鳥取・大山フィールドワーク レポート 2024年5月編 No.2

 ※No.1はこちらからご覧いただけます。 ■土中環境再生プログラムに参加する  山や森が荒れる原因には様々なものがあります。気候変動などの地球規模のもの、人為的なもの、複数の原因がからみ合って現状があります。だからこそ私たちは今、リジェネレーションの考えを学び、自然とのつながりと調和を取り戻そうとしています。  今回のワークショップでは、大山山麓の木谷沢渓流の土中環境改善のプログラムに参加させていただく機会を得ました。このプログラムは鳥取県や江府町ならびに桐村里沙さんの

    • 生命の再生プログラム特別企画【Deep Dive into Regeneration】プラネタリーヘルスを体感する鳥取・大山フィールドワーク レポート 2024年5月編 No.1

      ■地元が親しみを込めて呼ぶ「大山さん」との出会い  鳥取に位置する大山(だいせん)は、標高1729mの中国地方の最高峰。「伯耆富士(ほうきふじ)」とも呼ばれる、美しい独立峰です。大山や蒜山を含む山の景色と、島根半島や隠岐島などの海の景色の調和が美しく、鳥取県・島根県・岡山県をまたがる大山隠岐国立公園に指定されてます。  大山から湧き出る清流が育くんだ豊かな自然と食文化は、まさに「大山さんのおかげ」。その恵みに感謝をこめて、地元の方々は「大山さん」と呼ぶそうです。  ワンジ

      • 「希望の本」を携えて、初めての出前授業に行ってきました

        2022年5月に全国の学校へ「希望の本」を届け、出前授業を行いたい、とクラウドファンディングを企画し達成しましたが、出前授業の第一号がようやく実現。埼玉県立幸手桜高等学校で11月28日、12月5日の2日にわたって、高校3年生35名が参加しました。 リリースはこちらから。 幸手桜高等学校の先生方とワンジェネレーション学校・教育チームがジョイント 授業のベースとなる「DRAWDOWN(ドローダウン)地球温暖化を逆転させる100の方法(以下ドローダウン)」と「Regenerat

        • 再生型社会を目指して。港区の小中学校と区立図書館に寄贈し、感謝状をいただきました!

          去る秋晴れの美しい日に、 港区、教育長室にて、「地球温暖化を逆転する100の方法ドローダウン」と 「気候危機を今の世代で終わらせるリジェネレーション」の2冊を 港区立の小中学校と区立図書館にあわせて34セット寄贈し、感謝状をいただきました。 プレスリリースはこちら。 とあります。浦田教育長からも、港区には運河として使われていた川や、東京湾があり、きれいとはいえないのできれいにしていきたいのです。小学校の中にはビオトープにも取り組んでいるところがありますというお話しがありま

        生命の再生プログラム特別企画【Deep Dive into Regeneration】プラネタリーヘルスを体感する鳥取・大山フィールドワーク レポート 2024年5月編 No.2

          FRaU SDGsムックにポール・ホーケンインタビュー掲載

          10月3日、FRaU のムック本にポール・ホーケンのインタビューが掲載されました。 「気候危機の時代にどう向き合うか」という内容で 「私たちにもまだ何かできる」というポール・ホーケンの パワフルなインタビュー内容です。 オンライン・インタビューに同伴させていただきましたが、 とくに印象に残っているのは、若い世代へのメッセージ。 ぜひ読んでみてくださいね! またあわせて、ドローダウンの解決策リストも61ページに掲載されています! 11月3日 いよいよ生命の再生プログラ

          FRaU SDGsムックにポール・ホーケンインタビュー掲載

          環境汚染と細胞汚染のみごとなリンク。 その疲れの原因は火力発電から出た水銀か?

          最近、疲れがたまっていませんか?その疲れ、水銀が原因かもしれないこと、ご存知ですか?水銀は誰のカラダの中にもあります。火力発電などにより水銀は大気中に拡散され、海に落ちて、魚介類に蓄積されます。大型魚ばかり食べていると、体内の水銀も増えて・・・。地球の汚染と健康がダイレクトにリンクしていることが、水銀を通して見えてきます。 1. 疲れやすいのは水銀のせい? 2. 水はどこからやってくるのか? 3. 水銀はカラダの中でどんな悪さをするのか? 4. 水銀の問題に私たちができるこ

          環境汚染と細胞汚染のみごとなリンク。 その疲れの原因は火力発電から出た水銀か?

          2021年の歩み

          昨年末に書籍「ドローダウン」が出る前から、そして出版後、 「ドローダウン」、そして私たちは皆さんと歩んできました。 皆さんとの「2021年の歩み」の一部をとして、こちらで紹介させていただきます。 【『ドローダウン』書籍関連情報】●2021年12月現在、第6刷へ(12,000冊予定) おかげさまで、発売から1年かけて現在第6刷を準備中(出版社談)となりました。 2020年11月7日にNHKスペシャルの放映効果もあり、本の売れ行きも好調だそうです。 ●著者ポール・ホーケン

          すべての行動と決定の中心に生命をおく。「リジェネレーション」が始まります。

          サステイナブルではなく、リジェネレーション(再生)だと言われてから数年が経ったと思います。 地球温暖化を逆転する100の方法 ドローダウンの発売から1年を待たず、私たちは、ドローダウンの創始者であるポール・ホーケンさんより新しいニュースを受け取りました。 それがリジェネレーションです。 2030年までに、温室効果ガスを45〜50%削減するための 具体的で包括的。気候危機への根本的なアプローチと説明されています。 わたしたち、ドローダウン・ジャパン・コンソーシアムでは

          すべての行動と決定の中心に生命をおく。「リジェネレーション」が始まります。

          社会変革、環境への取り組みにおける「 行動の4つのレベル」

          Four Levels of Action by Will Grant 多くの社会変革、特に環境問題に関しては、 「行動に4つのレベル」が存在すると 教育者で環境活動家のウィル・グラントが紹介しています。 今回はこの「行動の4つのレベル」について見て行きましょう。 1つめは、 個人の行動 2つめは、 家族や友人など直接的なつながりのある人達と行うもの 3つめは、 コミュニティや地域行政など そして4つめは、経済や政策の変革、法律の改正など です。 ドローダウンの活動に

          社会変革、環境への取り組みにおける「 行動の4つのレベル」

          序文公開:『ドローダウンー地球温暖化を逆転する100の方法』(期間限定)

          翻訳がスタートした『ドローダウン ー地球温暖化を逆転する100の方法』の序文に当たる部分の第1稿を、期間限定で公開させていただきます。 *まだ第1稿の状態ですので、書籍になるときには表現・内容が変わることをご了承ください。意図や目的などの全体像をお伝えするために、第1稿で限定公開させていただきました。 ▼▼クラウドファンディング9月21日(月)まで開催中!!▼▼『地球温暖化をひっくりかえす解決策100【ドローダウン】を出版』 https://readyfor.jp/proj

          序文公開:『ドローダウンー地球温暖化を逆転する100の方法』(期間限定)

          "DRAWDOWN”書評・識者レビュー総まとめ(amazonより)

          現時点で、この本はまさに必要とされています。信頼性が高く、私たちができる保守的な解決策ごとのストーリーです。この本を読むことは、「人類は気候危機を解決することはできない」という破滅的な認識への効果的な予防接種です。報告されている影響は、決意の高まりと根拠のある希望の感覚です。 -パー・エスペン・ストクネス、著者:『私たちが地球温暖化について考えないようにしようとしたときに考えること』 これまで一般の人々が、自分たちに何ができるのか、それがどのような影響を与えるのかを理解する

          "DRAWDOWN”書評・識者レビュー総まとめ(amazonより)

          ドローダウンとSDGs

          ドローダウンの100の解決策の実践とSDGsのターゲットの関連を調べたところ、13のターゲットと関係がありました。

          ドローダウンとSDGs

          プロジェクト・ドローダウンとは・・・

          地球温暖化を止め、逆転するために最も効果が高い既存の方策のデータが存在しなかったため、「研究結果がないならば、自分たちでやろう」とポール・ホーケン氏を中心にプロジェクトを結成。 地球温暖化対策の100の方策をリスト化し、2020年~2050年の30年間でどれくらいの効果を上げられるか見極めることを目的としていました。 100の方策(温室ガスの放出を抑える方策、および吸収する方策)について、70名の研究者が22ヶ国から参加し、データ収集、研究、シミュレーションを実施。さらに、そ

          プロジェクト・ドローダウンとは・・・