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ON-SITE X 共創スペースのお披露目 & 建設会社の技術ピッチ大会を開催!!

地方建設業 x スタートアップの共創活動を通じて建設業をアップデートする。ON-SITE X はこの実現を目指し、各地域でチャレンジングな取り組みをしている全国108社の建設会社からなる建設DXコミュニティです。

これまで、ON-SITE X はリアルな活動拠点を持たず、オンラインでのコミュニティ活動を主軸にしながら、建設DX展などの大規模イベントに合わせて小規模な交流イベントを開催してきました。

これと並行し、ON-SITE X を運営する加和太建設では「新社屋 建設プロジェクト」を通じて、建設会社やスタートアップがリアルで交わり交流が生まれる場所「ON-SITE X 共創スペース」の準備を進めてきました。

今回、完成した共創スペースのお披露目を兼ねて、全国18社の建設会社を集めた交流イベントを開催したので、その模様についてリポートします!!

東海道新幹線の三島駅から徒歩1分

三島のまちなかツアー

まずは三島駅南口に集合し、三島のまちや自然、そして建設会社のまちづくりを体感するまちなかツアーからイベント開始。梅雨明けの猛暑日の中、富士山の湧き水のせせらぎを最大限に感じてもらいながら、1時間ほどまち歩きをしました。

三島駅近くの白滝公園

まちなかツアーの途中では、お寿司屋を改修したゲストハウス、レストランをリノベしたオフィス、廃校幼稚園を活用したコミュニティスペースなどに立ち寄りました。建設会社が取り組むまちづくりの可能性について、参加者の各地域の事例などをシェアし合うことで、参加者同士の距離も縮まっていきます。

お寿司屋を改装したゲストハウス GIWA

建設会社による技術ピッチ大会!

今回、共創スペースを活用し、現場のスタートアップ共創やDXの取り組み、全社でチャレンジしていることをテーマに、全6社による技術ピッチ大会を開催しました。ON-SITE X コミュニティの限定イベントだからこそ、実際に現場で活躍する技術者がその成果や苦労をオープンに発表し合うことができ、また参加者も、自社にはない優れた取り組みを見逃すまいとスマホのシャッター音が鳴りやまないシーンも多々ありました。

ピッチ大会のルール説明

実際の内容についてはこの場では詳しく触れませんが、建設ディレクターを活用した全社の業務効率化、河川現場を活用した災害対応の迅速化シミュレーション、建築に関わるCO2排出量の算定化、企業ブランディングと社員エンゲージメント向上の取り組み、など、各社の創意工夫に満ちた事例発表が続きました。

優勝の石川建設さん!(群馬県)

参加者全員の投票により、栄えある第1回技術ピッチ大会の優勝に輝いたのは群馬県の石川建設さん!そして準優勝は、滋賀の澤村さん!素晴らしいピッチ、ありがとうございました!

準優勝の澤村さん!(滋賀)

同じ規模感の地方建設会社の発表では、自分たちの会社でも活用できる様々なヒントを得られた一方で、他社が二歩も三歩も進んでいることに焦りと悔しさを覚える良いきっかけにもなりました。次回のピッチ大会に向けて、各社の更なる成長に期待が高まります!

各社発表を真剣に聞く参加者のみなさま

共創スペース屋上での懇親会

そしてピッチ大会後は、屋上に移動して懇親会を開催しました。全国の建設会社の経営者・現場技術者と横の繋がりをつくるためには、楽しく飲みながら交流することもとても重要です。

屋上のバーカウンター(コンクリート製)を囲っての交流模様

これまで実際に出会う機会がなかった日本全国の建設会社が、コミュニティを通じて一カ所に集まり、お互いの技術を発表し合い、技術者同士の交流を深め、業界の未来に向けて共創する仲間を増やしていく。ON-SITE Xで目指していたことの一つを、この共創スペースとイベントを通じて実現することができました。

オンラインとオフラインの交流で横の繋がりを深める

最後に

参加者全員での集合写真

共創スペースでのイベント初開催でしたが、全国18社・約50名近い参加者と共に、非常に熱量の高いイベントを無事に開催することができました。今後も、ON-SITE X コミュニティを活用し、地方建設業を起点する業界発展に向けて、より多くのプレイヤーとの共創活動を進めていきます!