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2019年の一冊のはなし

最近、bookwalkerの読み放題に登録して、怒涛の勢いで「はじめまして」の本に出会っています。
ずっと気になってた本とか、一覧ページで気になったものとか、とにかく悩まず手を伸ばすことの贅沢さったらない。幸せ。

そんなわけで、下手したら年末にまさかまさかの大逆転が起こる可能性も皆無ではないですが、2019年の一番!好き!大好き!な一冊、プラスエトセトラを紹介したいなーと思います。

今年はシリーズものを何作品もまとめて読んだり、積読しているシリーズものの続きを読むために既刊を再読したりがめちゃくちゃ多くて、好きな【一冊】というか好きな【シリーズ】って感じがものすごく強い。
一つ前の投稿でも、『シリーズものの番外編』を挙げたけど、今年もぶっちぎりに好きな一冊はシリーズものの番外編?後日談?みたいな立ち位置の作品でした。


これ。これよこれ。もう。これ。


いつかの記事で、全11冊の文庫を集めようかどうかで悩んでる、って書いた気がするんだけど(twだったかもしれない)、これ。

10巻までの本編ももちろん好きが詰まってるんだけど、もうなんていうか次元が違うのがこれ。特別巻。まさに特別巻。
春夏秋冬で、本編のその後、が描かれているんだけど、その中の【夏】がね、もうね、好きの塊だったんですわ。

去年の八咫烏シリーズの外伝は、読んだ瞬間に「既刊を読み返したいっ」って思う好きの塊だったのに対して、今年のこの特別巻は、「この続きが読みたいっ」っていうタイプのそれで。絶対叶わないんだけど。だからこそのなんか。こう。胸にくる。やつ。

いいのか悪いのか、特別巻がそれまでの10冊を完全に食っちゃってるの。
完全に勝利しちゃってるの(私の中で)。

この気持ち。誰かと共有したい。まじで。


はー。(落ち着こう)


他に、好きー!ってなった本も紹介しておこう。

記事にもした皆塵堂シリーズ。幽霊とか大丈夫ならぜひぜひ。

装画が美味しそう。
3巻までしかまだ読んでないけど、登場人物もおはなしもとっても好き。

1〜3巻で油断してたのかもしれないけど、4巻の伏線回収(っていうのかな?)がめちゃくちゃ好き。ただ、読みながら「私は何を見せられてるんだ……?」って何回も思った。5、6巻は積読中。


16日現在で、読んだ冊数は86冊。
残り半月で何冊増えるかな。
たくさん好きなものがたりに出会えて幸せでした。

来年もいい出会いがありますように。

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