見出し画像

#3 ラッセル 幸福論 #読書感想文

バートランド・ラッセル  (1872年5月18日 - 1970年2月2日)は、イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家である。


・被害妄想はいつも、おのれの美的をあまり誇大視するところに原因がある。

自分を誇大視している時はあった。特に思春期の頃まさに中二病だろう。では何故?自己肯定感が多感な時期なのでしょうか?あの時は可能性しか見え無くてとても楽しかった。若い頃は自覚できていなかったけれどもしかしたらそこにコンプレックスもあったのかも知れない。歳を重ねて行くと現実を知り堅実になる。話だけ聞くと今がつまらないと感じる。それでは現実を直視することは大切だが、時にはその現実を作り上げる為に誇大妄想は必要ではないか。

・人間、食事が楽しいから食事をするというほうがいいのである。
どんな仕事であろうと、ある程度の熱意の助け無しには十全に成し遂げることはできない。

脳は楽しいから笑うのでは無く、笑うから楽しいと解釈するようだ。まあ大雑把まとめたらさ、「生きるのが楽しいから生きる!」というのはどう?!

・道楽や趣味は、多くの場合、もしかしたら大半の場合、根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている。

それは言えているかも知れない。きっかけとしては、もしかしたらそれが本当に楽しくて現実になるかも知れない。おそらく重要になってくるのは、どんなことでも今起こっている瞬間に自分が集中できているかだと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?