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不良品対応あれこれ話

思いつくままに書いているのですが、今回は商品の不良品対応について。
商品の不良品対応については経験に基づく記述であり、会社の規模や商品によって異なる事例があるかと存じます。

まず、商品を量産する際には一定の確率で不良品が生じることは避けられない現象です。そのため、最終サンプルまで確認し、量産へ進展させる旨を連絡しても、同じ状態の商品が生まれることはありません。
一定の許容範囲内で量産化される中で、不具合品が生じることや、量産時には気にならないものの、企画した側およびお客様には問題があるように映る仕様になってしまうこともございます。

このバランスは難しい側面がありますが、商品案内や注文された商品との差異がなければお客様も納得し、大きな差があれば不満となり得ます。

従って、高い評価を受けるメーカーから発売される商品は、最初から顧客に高い期待値が設定されることになります。良い意味で、毎回より良い商品を提供することを目指さなければなりません。
しかし、商品にわずかな不備があれば、顧客としての不満が生じやすくなります。

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