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クリエイティブなチームにはコーチがいた?

このnoteでは、「クリエイティブなチームとは?」という問いについて考えてみたいと思います。

この問いについて考えるにあたって、「クリエイティブとは何か?」の定義があった方が分かりやすいと思うので、僕が今通ってるクリエイティブの講座の定義を置いておきます。その講座では、

クリエイティブ=想像し、創造すること

と定義しています。相手のことを想像する力、そこからヒトの感情を動かすアウトプットを生み出す(創造する)力がクリエイティブ力であると。
(スマートなのに本質をついている感じがして、とても好きです)

では、ここで改めて、クリエイティブなチームとはどんなチームでしょうか。単純に考えると、クリエイティブな人達が集まったらクリエイティブなチームになりそうですよね。

でも、そうとも限らないんじゃないかと僕は思うんです。

なぜなら、チームは単純な足し算じゃないから
10+10+10+10+10=50のチームよりも
3×3×3×3×3=243のチームの方が強いですよね。

上の例からも分かる通り、僕は「お互いの力が掛け算されるチーム」がクリエイティブなチームだと思います。なんなら、ただ掛けるにとどまらず、それぞれが何乗も累乗されて掛け合わされる、みたいなチームって最強だなと思います。

じゃあ、どうしたらそんな状態をつくれるのか。

そのひとつのカギは、「触発」じゃないかなと思います。
メンバー同士の想いや思考が触れ合い、新しい何かが生まれる。
それを何度も何度も繰りかえすことで、最終的にいいアウトプットが生まれるんだと思います。

ここでタイトルにつながってくるのですが、この触発を生み出すのがコーチなんじゃないかと思うんです。だってコーチは「引き出す」ことの職人だから。「引き出す」は「触れ合わせる」ためのとても大事な前準備だと思います。

ここで大事だと思うのが、引き出して終わらずにちゃんと触れ合わせること。案外、引き出すだけで終わってしまうことって多いように思うんですよね。想いとかアイデアとかを聞いて、「なるほど、いいね!」で終わってしまう。でもそれでは触発は起こりえません。

では、具体的にはどうしたらいいのか。触発を起こすためのフレーズを考えてみたのでよければ使ってみてください。

①「これってどう思う?」と聞いてみる
②「◯◯さんの話を聞いて思いついたんだけど・・・」と言ってみる
(思いついてなくても言ってみることで、考えざるをえなくなる)

①は相手から引き出すためのフレーズ、②は自分が触発されるためのフレーズです。まずは、「相手から引き出し、自分の内にあるものと触れ合わせ、それを元に発してみる」という、自分と相手との小さな触発を起こすところから始めてみるのがいいんじゃないかなと思います。あとは、②のように、「触発されたよ」っていうことをちゃんと伝えてあげることも、触発が起こりやすい環境をつくるために大事だと思います。


長々と書いてしまいましたが、
アイデアって、出すだけじゃなくて引き出すこともできる」ということを持ち帰っていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
























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