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ハンドパン

ああ、終わってしまうんだなあって思った。ちっさな祭りはぼくにとってはちょっとしたチャレンジで、新鮮な非日常だった。

歯科医院の待合室がdubluvyobsというカバン屋になった。

たぶんこういうこと、あんまりないことだと思う。

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7/23・24・26の3日間だけのPOP UP SHOP。25の土曜日はいつも通り診療した。意外と簡単に切り替えられた。

期間中は梅雨前線の影響で降水確率はずっと高く、一時的に外を歩きたくないと思うような強い雨も降った。

それでも最終日の日曜日はトルソーを玄関先に出してショップをスタートすることができた。

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最終日の目玉はハンドパン。LiveBGMの演奏をしにJUNK BGMのお二人、SawakoさんとMattさんがやって来てくれた。演奏する場所は2階のスペース。

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Vocalがなく、演者はマスク着用でディスタンスも確保された状態。

換気もしているので、感染対策は十分だ。

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建物を設計してくれた人もきっと喜んでくれているだろう。彼はもう他界していまっている。お元気だったら招待した、必ず。

音の響きもよくて、こんなステキなことがここでできるなんて、夢のようだった。こういうことができたらいいなあって思っていたから、夢が現実のものになったと言ったほうが正しい。

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カバンも地域の方や元々dubluvyobsのユーザーの方々が来て下さって、手に取って見てもらえた。

知人も高速を飛ばして駆けつけてくれた。その彼にはぼくが使っているバッグの色違いを半ば強引に勧めて購入いただいた。きっと彼もそのカバンを使ってみて、ファンの一人になるに違いない。

陳列品の購入だけでなく、カバンをオーダーする人もあった。その方の記事はこちら↓↓

カバンのオーダーって、やってみるとハマる。たぶん、これはやってみないとわからないんじゃないかな。すごくいいですよ、ほんとに。

そんなこんなで、3日間のかばん屋さんが終了の時刻になってしまった。

元々3人でバンドをやっていた仲間だそう。3ショットは何年ぶりかなあ、と話しておられたんだけど、ぼくなりにとてもいい笑顔の3人の写真が撮れたと思っている。

dubluvyobsのお二人と、ハンドパン奏者のSawakoさん。

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ぼくのささやかな夢を叶えてくれたお3人に感謝。

そして、客として来て下さったみなさんに。雨の中わざわざ足を運んでくれて、カバンを購入してくれて。そういう人たちに囲まれて暮らせていることを改めて知りました。ありがとうございます。

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お3人に手を振って、明日の準備をしてから帰ろうとしたときの空は、西日が差して、青空だった。東には虹が出ていたそうな。

終わってしまったなあって思った。

指先が音色奏でるハンドパン夢から覚めて祭りが終わる

NIKKOR 28mm F2.8 / SONY α7Ⅱ

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