見出し画像

金木犀が「みんなのうた」から思い出したこと

 かのんママさんがNHKの「みんなのうた」について以下の記事を書いておられました。

 「みんなのうた」は現在60周年だそうです。
 私も印象に残る歌がいくつかあります。
 「赤鬼と青鬼のタンゴ」はその1つです。


 中でも1番は谷山浩子さんの「恋するニワトリ」です。

 このアニメーションは約35年前の学生時代にたぶん1度だけ見たことがありました。

 私は高校生の頃から谷山浩子さんのファンでした。
 当時谷山さんはラジオの深夜放送の「オールナイトニッポン」の2部を担当していました。たまたま、そのラジオを聞いてその美声と歌が好きになってしまいました。

 私が高校生の頃はアナログレコードからCDに急激に置き換わる時期でしたが、最初はよくLPレコードを買っていました。今考えると少ない小遣いからよく買っていたものです。それくらいしか買うものが無かったのかという気がします。私が初めて行ったコンサートも谷山さんでした。当時は大人気で席は売り切れで通路に座ってみていました。余談ですが、今はまたアナログレコードの売り上げが増えているそうです。

 私は高校は卒業しましたが、大学受験は失敗してそれから2年間の浪人生活に入りました。勉強で疲れた頭を癒してくれたのは谷山さんの歌でした。その頃が1番谷山さんの歌を聴いていた思います。

 それから大学生になってからも谷山さんのCDは買い続けていましたが、就職してからは買うのは止めてしまいました。聴くのもドライブ中にかけるくらいになりました。

 かのんママさんからお聞きしましたが、現在の谷山さんは旦那様が亡くなられたり、乳がんになったりと波乱万丈の人生のようです。また、何年か前にコンサートに行かれたそうです。私も機会があったら行ってみたいと思います。

 谷山さんのキャリアは50年にもなりますが、最近新しいCDを出したと知りました。

 ディスクトップミュージック(DTM)と呼ばれる音楽制作手法でコンピューターソフトを用いて、すべての編曲、演奏、録音からミックスまでを1人で仕上げています。若い世代では珍しくありませんが、大ベテランがコロナ禍と闘病生活の中、ほぼ0から学び始め、1年足らずの間にアルバムを完成させるというのは驚異的だと言われています。

 これは聴きたいと思い、購入しました。谷山さんCDを購入するのは約30年ぶりでした。

 聴いて驚きました。
 20代の頃と声が変わっていません。
 谷山さんは私より10歳年上です。今は60代半ばというのに、美声は健在でした。もはや魔女レベルだと思いました。
 
 ただ、約30年のブランクがありますので、聴いていない発表曲はたくさんあります。実はさだまさしさんも同じくらいのブランクがあり、5.6年前からまたCDを買いそろえています。谷山さんも徐々に購入していこうかと今は思っております。

 かのんママさんの「みんなのうた」の記事から若い頃の記憶とこれからの楽しみを見出すことができました。
 ありがとうございました。

*このnoteは【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
*マガジンの内容は充実して参ります。フォロー頂けると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?