文教スタヂオ(OMOIDE AMIGO)

エンターテイメントとホスピタリティの精神で、想い出を未来に残す想い出創造研究所。全国1…

文教スタヂオ(OMOIDE AMIGO)

エンターテイメントとホスピタリティの精神で、想い出を未来に残す想い出創造研究所。全国100か所以上の観光地で記念写真撮影サービスを提供しています。観光地で私たちを見かけたら「アミーゴ!」と声をおかけください。http://www.bunkyostudio.co.jp/

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想い出アミーゴ【自己紹介】

はじめまして。このたび「想い出アミーゴ」公式noteを開設しました。 私たち文教スタヂオは滋賀県彦根市で創業し、今年で創立70年を迎えます。彦根城前の小さな写真店からスタートし、現在は、北海道~沖縄まで全国100か所以上の観光地で記念写真撮影サービスを展開しています。 観光写真以外にも、スクールアルバム・ブライダル・商業写真・フォトスタジオなどさまざまなフォトビジネスを総合的に展開しています。 胸がすくような大自然、めったに行くことが出来ない秘境、荘厳な雰囲気の世界遺産

    • 3年越しの家族写真

      茨城県にある水族館でのエピソードです。 大混雑のお正月が終わり、魚たちの泳ぎも心なしかゆったりと見え始めた冬のある寒い日。 私たちのフォトスポットに4人家族のお客様がいらっしゃいました。 「あった! ここだ!」そう言いながら、入口から一直線に走ってきたご姉妹。 「撮影お願いできますか」と少し遅れてご両親も歩いてこられました。 「もちろんですよ! ありがとうございます。ここでは巨大サメオブジェと一緒に記念撮影…」私の説明が終わる前に、ご姉妹は撮影場所へと駆け出していきました。

      • 5歳のお兄ちゃんに教えてもらった仕事で大切にしたいこと

        あけましておめでとうございます。 今年もアミーゴをどうぞよろしくお願いいたします。 さて年始から全国各地で想い出創りに励んでいます。 今年の年始は暖かかったこともあり、多くの観光客でにぎわいを見せました。 お正月とあるキャラクターテーマパークでのエピソードです。 私は写真の販売をしていました。 「写真と撮影したデータもついてるんですね。データはお爺ちゃんにも送れるしね。じゃあ、それ一つくださーい」 4人家族でワイワイと楽しそうなお母さん。 みんな揃っていい笑顔で、ポ

        • 「おみやげ買わないよ!」

          今回は私が出会ったほっこりエピソードをひとつご紹介します。 とある日曜日の昼下がり。 5歳くらいのお嬢様とご両親が、記念撮影を終えて撮影場所から出てこられました。 販売担当の私は、手を挙げてご家族をお呼びします。 「みなさまこちらへどうぞ! 今お撮りいただいた写真でオリジナルフォトカードをお作りしました。こちらを無料でプレゼントしています。はいどうぞ!」 「えっ? もうできたの? 早いねぇ! ありがとう」 「さらに、ご希望のお客様にはオリジナルフォトフレームに入れた2Lサ

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        想い出アミーゴ【自己紹介】

          「11年ぶりの観覧車」

          その日はあいにく雨模様。観覧車も空きゴンドラが続いていました。 この状況を利用して、先月入社したアミーゴと撮影のトレーニングを行っていました。   「じゃあ、笑顔の写真たくさん撮れるようにがんばろうね!」 「はい、がんばります!」   まだまだ緊張感が抜けない体育会系の男子高校生アミーゴ。 元気よく受け答えもハキハキとしているので、これからの成長が楽しみです。   しかし残念ながらその後も雨足が強まり、撮影スポットにだいぶ雨が吹き込んでくるようになりました。そろそろ営業を終了

          「11年ぶりの観覧車」

          お客様との2ショット

          福岡の絶景が見下ろせる展望タワーでのお話です。 私たちの撮影場所に20~30代くらいの女性のお客様がおひとりで来店されました。 その時間、ご案内から撮影まで一人で担当していた私は、早速お客様にお声掛けします。 「こんにちは。ここでは記念撮影ができるんですよ。ぜひ撮影されていきませんか?」 「はい! 見ていてすごく楽しそうだったから、私も撮りたいです。でも私一人だと寂しいから、カメラマンのお姉さんも一緒に写ってくれませんか」 「えっ? 私と一緒にですか? 分かりました!

          お客様との2ショット

          少女が写真を買ったワケ

          夏休み、今日も撮影を続けるアミーゴたちの元を訪れたのは小学生の男女、5名様のグループ。 「無料でカードもらえるって本当ですか?」 グループを代表して男の子が尋ねました。 「本当ですよ、フォトカードにはみんなの写真が入るのでぜひ撮影していってね」 すぐ撮影にすすみ、素敵な笑顔、カメラマンと一緒にとても楽しんでご参加いただけた様子の小学生の5名様。 そして撮影後にはフォトカードのプレゼントです。カードを手にして喜ぶみんなの姿を見て、アミーゴはほっこりしました。 ご希望の

          少女が写真を買ったワケ

          10年前の想い出の写真

          夏休み、とても素敵なご家族との出会いがありました。 お父さま、お母さま、息子さま、娘さまの4人家族で、お子さまは高校生ぐらいでしょうか。私たちのスタジオにお越しになられました。 「こんにちは、お待たせしました!」 お客さまにご挨拶すると、息子さまから 「お兄さん、すみません。昔ここで写真撮ってもらったんですが、同じ並びで撮ってもらいたいんです……いけますか?」 以前、撮影された写真の画像をスマホで見せてくれました。   見せていただいた写真のお父さま、お母さまは20

          365日、すべてが記念日

          横浜にあるお子さま向け写真館でのお話です。 私たちの写真館に50~60代くらいの女性のお客様がおひとりで来店されました。あまりお越しになられない年齢層だったので、次回、お子さまやお孫さまと利用される際の下見かな?と思い、お客さまに話しかけてみました。 「こんにちは!ご案内させていただきます」 「ここの写真に、日付は印字されていますか?」 お客さまの突然の質問に一瞬、頭が回らず、一呼吸置いて、すべての写真に日付が印字されていること、どんな感じで日付が入っているかもお伝え

          365日、すべてが記念日

          surprise

          期待以上の出来事に人は感動する。 このエピソードを体験したアミーゴは言いました。 感動を与える私たちのお仕事。 その中で生まれた期待以上の出来事とは!? 東京のとある電波塔で働くアミーゴ。 「平日の夜、フロアもだいぶ静かだな。」 そんなことを思いながら写真のご案内をしていました。 そこにお一人でご来塔された外国人のお客様が来られました。 20~30代くらいの背の高い男性でした。 お客様はフォトコーナーに入ってくるなり、英語で「一緒に撮ろう!」とお声がけいただきまし

          笑顔に「なれる」写真を目指して

          「それでは皆様、笑顔でどうぞ! ハイ、チーズ!」 笑顔の写真っていいですよね。 楽しい雰囲気がよく伝わってきますし、見ているだけで明るいパワーをもらえます。 私たちアミーゴカメラマンたちも、ニッコリ笑顔の写真が大好きです。 でも「良い笑顔」が必ずしも「良い写真」になるわけではありません。 今日はそんなエピソードです。 平日の午前中、8名のお客様がやってきました。 3世代のご家族様。「記念撮影はいかがですか?」という私のおススメに、ノリノリでご参加いただけました。 撮影は

          笑顔に「なれる」写真を目指して

          想い出の輪を広げていくこと

          アミーゴはGW、茨城県で期間限定イベントの撮影サービスを担当していました。期間は1か月間。地元のスタッフを採用してイチからトレーニング、短期間でカメラマンに育てあげます。 そこであるスタッフと出会いました。採用したスタッフはテーマパークが大好きで、パレードの写真を撮りに行ったりするのが趣味という大学4年生。 大学を卒業したら、家業を継ぐことが決まっていて、それまでに自分の好きなカメラを使った仕事をしてみたい、社会勉強をしたいということで応募してくれました。 話してみると

          想い出の輪を広げていくこと

          秘技 リズミカルショット♪

          私は文教スタヂオでカメラマンスタッフをしている、通称アミーゴ。茨城の現場にアルバイトとして入社しもう2年。 お客様の笑顔に寄り添えるこの仕事がとても好き。少しでも喜んでもらえるよう日々努力あるのみです。   カメラマンとして特に力を入れているのが、お子様に素敵な笑顔でポーズをとってもらうこと。せっかくの想い出創り、無表情で脱力している姿ではなく、生き生き笑顔で躍動感ある一瞬を写真に収めたいのが私のこだわりです。   でもそれってすごく難しい。 シャイだったり、撮影に興味のない

          秘技 リズミカルショット♪

          突然はなしだしたSiri

          仙台にある水族館でのエピソードです。 その日は、GWの中日。私たちの予想をはるかに上回るお客さまでした。 しかもスタッフィングミスでマイナス1名の人員。みんなで協力しながら必死でなんとか現場を回していました。 記念写真の需要も多く、常に4、5組のお客さまがお待ちになるような状況でした。 こういう時こそ頼りになるアミーゴたち。 「何とかなりますよ。任せてください!」 「休憩時間ずらしてもらってもいいですよ」 「私がフォローに入ります!」 ほぼアイコンタクトだけで、

          アミーゴって楽しい!

          私がこの水族館でアミーゴとして働くようになってから、そろそろ半年が経ちます。 カメラのカの字も知らなかった私、入社当初はお客様の写真を撮るっていうだけで、すごく大変だったのを覚えています。 でもお客様の喜ぶ顔やたくさんのありがとうをいただいているうちに少しずつ自信がついてきました。 最近ではお客様から「撮影楽しかった」って言ってもらえることも増えてきたんですよ。 先日、こんな話があったので聞いてください。 私がいつもみたいに巨大サメを使って撮影をしていると、ファミリー4

          イチゴイチエの想い出づくり

          春の穏やかな陽気に誘われ老若男女賑わいを見せてきた水族館。私たちのフォトスポットにお婆さんとお母さん、そして4歳くらいのお姉ちゃんが来てくれました。 私はちょうどその時、販売を担当していてご家族で楽しそうに撮影される様子を微笑ましく見ていました。お母さんとお姉ちゃんはフォトスポットとして光り輝くマグロの頭側、お婆さんはしっぽ側に立ち、お姉ちゃんは両手を広げてニコニコ笑顔で楽しそうに写ってくれました。 かわいい……この写真いいなぁ。とても自然な笑顔で写真から何とも言えない楽

          イチゴイチエの想い出づくり