2024/08/29

最近、仕事のストレスが全く無い。ここには書いていなかったが、1月ごろに肺に穴が開き入院したことを全部会社のストレスのせいですと産業医に相談したら上司の態度が一気に軟化したせいだ。実際、何故肺に穴が開いたのかは俺にもわかってない。赤ちゃんである俺は自分が何に対してストレスを感じているかを分かっていない。痛覚が形成される前の赤ちゃん、それが俺である。

全てのものに寛容であることと全ての事柄に怠惰であることが混ぜこぜになって森羅万象を「そうであってもいいしそうでなくてもいい」と捉えるようになっている。だから仕事に対してもモチベーションはないが、嫌なことがあっても懸かることもないのでかなり無敵の人になっていたように思う。
しかし口ではそういっていても体は正直だな、と言わんばかりにいつの間にか肺に穴が開いていて「ストレス性ですね」と医師に言われてしまったのでふざけるなよという顔をしながら産業医と面談したら残業が全くなくなったのでこれは僥倖とばかりに家でシコってばかりいるのが現状だ。残業代が丸々無くなったので収入的には落ちているのだが、もともとそんなに金を使う方でも無いので穏やかに生きる最初のステップなのではないかとこれからの生活に少し期待がある。

職場はバリバリのキャリア系というわけではないが、死んだ顔をしながら働いている人は周りにいて俺が何より恐ろしいのは死にそうな顔をしていても「だって仕事だからね」と言っている輩がいることである。仕事だから自らを削って涙を我慢するのが普通だと思われている。つまり殺人が行われているということだ。仕事による殺人、これが現代の完全犯罪である。
俺は仕事で嫌なことがあっても何も思わずただただその場からスッといなくなるタイプであるが、仕事を無理やり「仕事は楽しくやりましょう」などとJOKERのような歪な笑顔で言っているのを見ると背中に怖気が走る。スタージュンの乗ったGTロボを見たトリコとココみたいに全身の毛穴からゾワッと汗が噴き出る感覚がある。こんなことをやる為に大学へ行ったのか?と思う。高校へ行って部活を頑張って恋をして大学に入って課題をこなしてサークルでSEXをして家族と円満な関係を維持しようとしたり様々な努力をしてきたのか?と思う。

それと同時に人それぞれか、とも思う。俺だって会社に憐れに思われ仕事量を減らしてもらった先の暇な時間に「ちんぽがデカすぎる像」というネタ一本で7,000字の短編小説を書いているのだから真に意味が分からないのは俺かもしれない。
近頃、寝る前に『フルハウス』を1本観てから寝るのだが、海外ドラマの中の生活を見て羨ましい~と思う。奥さんを失った子持ちのパパが友人の男性2人と一緒に子どもを育てる物語。ゲイの望むべく最終形態はフルハウスのジョーイじゃないか?俺自身の生活がどうにもなっていないから他人の生活にどうこう言える権利はないが、いつか俺はジョーイになりたい。男3人でわちゃわちゃ暮らしたい。

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