【ゆる日記】ひらすらミサンガを編むお正月

あけましておめでとうございます。あっという間に2021年ですね！
皆さん、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。

私はほとんど外に出ることもなく、実家にも帰らず、ひたすら家に引きこもってネットフリックスで連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)を観賞しておりました。


朝ドラって今まで見たことなかったのですが、1話15分なんですね。一回一回OPが入るので毎回毎回スキップするのが地味に大変でした。

で、あまちゃんの中でミサンガを作るシーンがありまして。唐突に私も作りたい～って思ったんです。ということで100円ショップで刺しゅう糸を買ってきました。

カラフルでかわいい～パステルカラーです。最近は手芸用品のカラーバリエーションが豊富で楽しいですね。

中学生、高校生の頃は部活だったり仲間内でお揃いにしたりでミサンガを作る機会があった気がしなくもないのですが、さすがに社会人になってからは作るタイミングってないですよね。私も突発的に作りたい！と思っただけなので後のことはあまり考えていませんでした。

『ミサンガ　作り方』で検索してトップに出てきたサイトを参考にさせていただきました。最初にネタバレしますが、私が作成した模様は1つのミサンガにつき「80cmの刺しゅう糸が8本」必要でした。

2色で作成するなら80cm×4本を2色分。4色で作成するなら80cm×2本を4色分。めっちゃわかりにくくてすみません。

で、私が購入した刺しゅう糸は1つのカラーにつき8m。これを見た瞬間私は「1本ずつしか使えないじゃん！」と思いました。完全に80cm＝8mの脳になっていました。なので80cm×1本を8色分というつもりで挑みました。

ということでこの8色で作成することにしました。

あ～なんかこの感じがすでに懐かしい……(笑)

私がチャレンジした模様は「矢羽根模様」というものです。そのままですが矢の羽根みたいな模様です。本当はピンク系でまとめたかったのですが……仕方がありません。早速作って参ります。

パステルな感じがかわいい！なんだろう、ホログラム？なんだろうなんかいい例えがありそうなんですけどパッと出てきませんごめんなさい。

といった感じで編み進めていきました。ガキ使を見ながら、紅白を見ながら、年越しそばを食べながら年を越し、CDTVを見ながら編み続けました。編みながら年を越していました。どんな年越し。こんな年越し初めてですよ。

年越しそば。かき揚げはスーパーで購入したもの。

ミサンガ、編み方のパターンが一定なので単純作業なんですね。
なので簡単っちゃ簡単なのですが、順番が狂わないように必死でした。

こたつ布団に撒かれた刺しゅう糸。かたまりごと順番ずつ移動させていました。

そしてかなり編み進めたところで私は気付きました。

これ……いつ編み終わるのだろう……

ここで私は！ついに！80cm＝8ｍでないことに気づいたのです！！！
(社会人)(3年目)(四大卒)(ついでに経済学部卒)(24歳)

8mの刺しゅう糸が必要なミサンガって！！！なに！！！

途中で気づいて本当に良かったです。ゴールを目指して最後まで編み込んでいたら大変なことになっておりました。

気付いた段階で終了し、ちょっと大きめのミサンガが完成いたしました。

作っている途中はすごく綺麗だと思っていたのですが、完成するとちゃっちい感じが否めない……
ですが2021年初のミサンガが無事に完成いたしました！意外ときれいにできたかも～！初めてのわりには！

上のミサンガは一旦置いといて……
必要な刺しゅう糸の長さが0.8mということに気づいたので気兼ねなく糸を使用できることに！ということで早速構想を練っていたピンク色のミサンガを作成することにしました。

これこれ！このカラー！この色合いで作りたかったのです。

ハートみたいでかわいい(笑)手つきも慣れてきました。

ちょうどあけおめメッセージを送ってきてくれた友人に「今ミサンガ作っているんだ」って上の写真を送ったんですよ。
そしたら『ミサンガ(作るの)うまいね』って返信がきたので、嬉しくなって友人の分もミサンガを作ることにしました。

友人は黄色、オレンジが好きなのでこのカラーで。

そんな感じで元旦ず～っと編み続けておりました。年始早々ミサンガを編み続ける女。テレビ流しながらひたすら糸を見つめる女。

じゃじゃじゃん。完成品です！
友人分のミサンガ、白身と黄身が完全に混ざりきらない状態で作った卵焼きみたいになりました。正面から見ると結構がたがたですが、愛はこもっているので許してもらおう……

友人に「ミサンガできたよ！」って写真を送ったら『ありがとう、手首じゃなくてかばんにつけていい？』と返信がきました。

いやこの歳でミサンガ……いらないよな誰もミサンガ……普通付けないよなミサンガ……ごめん友人……無理させてごめん……いらないよなミサンガ……

新年早々、自己満足で友人にミサンガを強要してしまいました。

私は足首にでもつけようかしら。パンプス履いたら見えちゃうか。
でもほとんどテレワークだしなあ。でもいざ出社した時なあ。見えちゃうしなあ。ちょっとダサい感じになりそうだしなあ。高校生じゃあるまいしなあ。

結論：社会人はミサンガをつけにくい

無心で編むのめちゃめちゃ楽しいので皆さんもぜひ。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。