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生まれて初めて買ってもらった漫画は◯◯の7巻だった

「人との接触を8割減らしましょう」と連日呼びかけられていますが、もともと引きこもってモノ作りをしている私の場合、8割減らすと0人どころかマイナスになり兼ねないので、自粛前とほぼ変わらない生活をしています。

こんにちは、omni-berry と申します。
アミグルミクリエイターをしております。

そうは言っても運動不足は良くないので、お家の中で少しでも体を動かそうと
2週間ほど前から毎日少しずつ家の大掃除をすることにしました。

普段見落としがちな部分も念入りに。
洗濯機の下とか、下駄箱の中とか、冷蔵庫の裏とか。

ポイントとしては、あくまで狭い範囲で止めること。
「もう少しやりたいな」ぐらいでやめて、明日に回します。

そうして狭い範囲を毎日少しずつ、場所を変えながら掃除を続ければ、
1年中ピカピカの状態を保てるのではないか?と目論んでいます。

小さな木を植えて、その上を毎日ジャンプし続ければ、
木が大きくなる頃にはものすごく高く飛べるようになるのではないか?
という、忍者の特訓と同じ考え方です。

… 同じか?


さて、そんな中 クロゼットの中の漫画を眺めていたら、生まれて初めて買ってもらった漫画を見つけました。

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キャンディキャンディの7巻。

なぜ 7巻…?と思われるでしょう。

奥付を見ると、昭和53年4月28日第1版となっているので、このとき私は6歳と思われます。
母親と街へ出かけた帰りに、本屋さんで買ってもらいました。

一冊買ってあげると言われて、自分で選んだ時の感情をはっきり覚えています。

6歳の私(やったー、キャンディキャンディにしよう!どれにしようかな…。どうせならたくさん読めるやつ…。そうだ、一番 分厚いやつにしよう!)

「これ!(7巻を指差す)」

舌切り雀だったら、完全に悪いお婆さんと意気投合できそうです。

実を言うと、全9巻の中で一番分厚いのは4巻なのですが、おそらくその時そのお店で売り切れていたのでしょう。
人気漫画の最新刊ということで7巻が何冊か置いてあったのかもしれません。

もちろん初めて買ってもらう漫画ですから、1〜6巻は持っていません。

なぜ母親は止めなかったんでしょうか。
「いきなり7巻を買ったら意味がわからないよ」て言ってあげて欲しかった。

いやもしかしたら言ってくれたのかもしれないけど、
私が(分厚いやつの方がイイ)と駄々を捏ねた可能性もあります。強欲か。

まぁ母親もキャンディキャンディのことはよく知りませんから、
所詮は子供向けの、1話完結ものだと思ったのかもしれません。


確かに当時キャンディキャンディは、子供向けテレビアニメとして放送されていましたが、話の内容はなかなかの壮大なストーリーで、子供向けとは思えない複雑な人間模様が描かれています。

実際に、私が最初に買ってもらった7巻は、
記憶喪失となったアルバートさんが キャンディの働く病院に搬送されてくる、
というヘビーな展開から始まります。

6歳の私、ポカーンですわ。


それ以外にもこの7巻では、看護婦として懸命に働くキャンディが 愛するテリィと再開するも、テリィに思いを寄せ 彼をかばって事故に遭い足を切断することになってしまったスザナの存在を知り、キャンディは自ら身を引き 深い悲しみに打ちひしがれる、というストーリーが繰り広げられています。

6歳の私、ずっとポカーンですわ。


ちなみに、この7巻で最初から最後までポカーンした私は、
この後、何年かかけて全9巻 買ってもらえたのでご安心ください。

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omni-berry
https://omni-berry.com

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