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大人は自分の意思でタレのボトルキープが出来る。

今はそんなことないけど、こう見えてこどもの頃は、あまり自分の意志を言えないタイプでした。
あれが欲しいとか、どこかに行きたいとか、言えないから決まったことに全て合わせますというスタンス。
大人になった今でも、大人数の居酒屋では自分の食べたいものは注文出来ません。
テーブルに並んだものをおいしく食べる、そんな感じです。

そんなわたしが、子供の頃にどうしても欲しかったものがあって。
自分の意志を言えないという殻をぶち破って
買い物に行ったときに、おねだりしたものがありました。

コレを欲していたこども。

お母さん、これ買って。って、

小学生がねだるものじゃないんだよな😂

おまけ付きのお菓子とか、甘いパンとか。
そんなかわいいものではなくて、納豆のタレのボトル。

それほどわたしはこの納豆のタレが好きでした。

納豆に付属するタレの小袋、半分は納豆に入れて、あと半分はご飯にかけて食べるのが好きで。
それがエスカレートして、納豆にはかけずにご飯の方にタレを全部かけていました。

で、納豆には瓶詰めのエノキダケで味付けして食べてたっけ。

そんなことを子供の頃から覚えてしまっていたので、その小袋のタレだけでは満たされない体になっていて。
もっともっと、とタレを欲していた。
塩分が、なんて注意されたってお構いなし。

本当なら目玉焼きも納豆のタレ味にしたかった。

これが冷蔵庫にあったら、もうおかずなんていらなくて、このタレだけでご飯3杯リアルに行けちゃうのわかってるから
あんまり買いたくなかったんだけど…

今日買ってしまった。

どうしよう、わくわくが止まらない。
うほほ。かけ放題。
焼酎よりも、納豆のタレのボトルをキープしたいお年頃。
とは言え、手のひらサイズです。このタレ。

炊き立てのご飯はもちろん、温泉たまごにもこれをかけて、こねぎちらしたらもう…

シェフ呼んできて!!

はぁ…パッケージも美しい。おしゃれ。ため息が出ちゃう。
かわいいトゥンカロンよりバエてる。かわいい。
この柄のトートバッグ欲しいかも。
これを持って表参道を颯爽と歩けば、みんなの視線はいただきよ?(違う意味で)

タレかけ放題を夢見た少女はいま、こうして夢を叶えています。
大人だもん、欲しいものはもう自分で買えるよ。

大人っていいな…うん。大人、いい。

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