PRODUCE 101 JAPANを見て

この文章は日プを見終えた1人のオタクによる、見るきっかけ~1pickが生まれるまでのとりとめのない感想文です。

興味を持って番組を(後追いで)見始めるまで。

常日頃から、人を沼に突き落とすのはオタクの楽しそうな姿だと信じている。
私をこの沼へ誘ったのは、別のジャンルで知り合った友人(一度でも一緒にご飯を食べた人は友人認定しております)だった。
友人は特に私におすすめはしてこなかった。自分がなにを見て誰のことについてツイートしているのかも特に説明はされなかった。だから私は彼女が、三次元の歌って踊る人のなにがしかを追っているようだ、ということしかわからなかった。その時点では特に興味がなかったけど、どうやら「豆」という人と「るきくん」という人がいるらしいことはわかった。
また、彼女は私に「○○に投票してくれ」とも言わなかった。当時からみずくさいなあと思っていたし、見終えた今は「メンタル強者か?」とも思うのだけど、私でも投票してくださいって周りに言えない気がするので、まあお互い様なのかもしれない。
プデュの最終回が終わり、デビューした11人も決まり、彼らは私の知らない内にデビューCDを発売した。そしてYoutubeにPVをアップしていた。件の彼女のツイートでPerformance verがアップされたことを知り、本当になんとなく見てみたのが最初だった。

うっっっっっっっっっっっっっま。
歌が上手い人の歌とダンスが上手い人のダンスがとても好きな私は、この動画に心を惹かれるものを感じた。
しかし私、11人の見分けが全くつかない。イメージカラーを早急に決めた上でその色の衣装を着てほしいと思ったレベルで本当に誰の顔もわからない。「まめ」という人はセンターらしいけど、フォーメーションダンスだからセンターが入れ代わり立ち代わりになるのでサビの真ん中で踊っている人がその「まめ」なのかもわからないし、「るきくん」に至っては本当にどの人かわからなかった。「Whoo!」って言ってる人か?本当にそうか?なにもわからん。
ちゃんと公式HPを見に行ってメンバーの写真とにらめっこしたのに、それでもわからなかったので重症である。センターの人、この「豆原くん」か?「鶴房くん」との顔の差がわからんのだが???(???)
完全に若い人の判別ができないおばあちゃん。興味がないと人の顔などわからないのだな……。
とりあえずセンターの答え合わせだけでもしたかったので、友人に聞いたところ豆原くんですとの答えが返ってきてちょっとホッとした。因みに私はその時、豆原くんがデビュー公約なるもので滝行をしていることくらいしか彼のことは知らなかった。三次元のアイドルもトンチキなことするんだなあ。(普段いる二次元アイドルジャンルもトンチキなことをする)

その後は特に「もっと知りたいな!」とか「番組を見てみよう!」という気持ちにはならず、ただ「最近のアイドルはレベルが高いんだな……」と思って時々無限大のMVとかを見ていただけの私に、第二弾の波が来た。Youtubeのおすすめに突然現れた、蓮くんのデビュー公約動画である。

ダンスうっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっま。
蓮くんのことをなにも知らないまま見たので、つけた瞬間お兄さんがふわふわ優しそうに喋りだして、あらまあ~ってこちらもふわふわした気持ちで見始めたのに、踊りだしたらダンスがうますぎて釘付けになってしまった。えっ、JO1ってこのレベルがごろんごろんいるユニットなわけ……?
調べたら(あと聞いたところ)山下智久さんとか著名人の後ろでダンサーやってた人で、ダンス講師もしてて、えっガチのプロじゃん……そらうまいわ……という気持ち。あと、wikiの嫌いな食べ物のところに「おでん」って書いてあって、おでん嫌いな人いるんだ……という気持ち。

ここでだいぶ興味が出てきて、そのあともYoutubeでいくつか動画を見たところ、オーディション番組であったPRODUCE 101の存在を知り……という流れ。私はもともとオーディションの選ばれたり選ばれなかったりする悲喜こもごも(喜の方が好きです)とか、嬉しいサプライズみたいなのが好きで、ああそういう番組ならちゃんと見てみようかな、見てみたいなと思ってGYAOに行ったところ、なんと動画の公開が3/25まで。(現在は8月まで延長されています)
見に行ったときが22日だったのでギリギリセーフのタイミングで見始めました。

PRODUCE 101 JAPANの全体的な感想

見終わった全体的な感想としては、みんな真面目で素直で優しい子たちなのだな……というもの。もちろんこれは企業で作られた番組で、あれが全てではなかっただろうけど、それでもどんどんと伸びていく歌やダンスも、成長していく人間性も、注意されてくさったり人の足を引っ張ることや自分のことを考えているだけでは絶対に成し遂げられなかったものだった。常に高みを目指していく気持ち、必ずしも報われないことをわかった上で努力を続けていく姿勢、順位発表で自分の名前が呼ばれていないのに友達の名前が呼ばれることに喜んでいる姿……人として自分が学ぶべきところがいっぱいあって胸が熱くなった。どんどんふるいにかけられていって、求められるものがより高度になっていき、それでも食らいついていく練習生を見て、もうみんなデビューしてくれ……と願ってしまうくらい。それでも101人の中から、デビューするのは11人。90人は落ちてしまう……。だからこそ、みんなより必死になるわけだけど。

泣いたり笑ったりしてもがいてあがいて成長して、最長で約半年間戦ってきた練習生たちと、彼らが作り出すアイドルのステージ。見たいな、と思った方は是非GYAOで御覧ください。全12話と+α分楽しめます。
https://gyao.yahoo.co.jp/special/produce101/

細かい感想(ネタバレあり)

ここから下は、見てきたステージと練習生の感想です。
ネタバレになりますので、見たくない方はお戻りください。



◆グループバトル『Why?』

安藤くんが選んだこのチーム、1回目に見た時にあまりに私好みの完成度で思わず泣きました。
華があってまとまった素質を持つセンターの瑠姫くん。声が良くてラップが映える内田くん。振り付けから始まりダンスで支える彦ちゃんと佐野くん。そしてメインボーカル安藤くんと、サブボーカル與那城くん。鉄壁の布陣。
3位だったのが信じられないくらい完成されていて、今でも動画を見返してしまいます。
個人的に、見せ場が多かったメインボーカルの安藤くんよりも、その安藤くんを歌で支えた與那城くんの方がグループ内1位になったという結果が好きでした。みんなきちんと見ているのだな、と思えるので。

◆コンセプトバトル『Black Out』

後述しますが、この時点で私の好きな人が安藤くん、ヒチョン、大澤くんで、3人とも違う理由で好きになったのに全員この曲に選ばれるという衝撃。他にも残ったのが與那城くん、本田くん、佐野くん、碧海くんで、みんな私の好きそうなタイプの人だな……と笑ってしまいました。(第二回の投票で落ちてしまった内田くんもいて、なんと4人がWhy?のメンバーだったことにも気づきました)
後にコンセプトが「セクシー」だったと聞いて、なるほどな!と。大人セクシーが好きなので……。

◆コンセプトバトル『Happy Merry Christmas』

ステージを見て一番良かったなと思ったのはハピメリでした。きれいな曲調に元気なダンスでみんなキラキラしてて、会場にいた人たちもノッてて、こういうステージが日本のアイドルっぽいなと思ったので。あと、最後の最後まで指摘された部分を修正して完成度を高めていった姿にも感動しました。

◆パッと見て決めました『安藤 誠明』

歌・ダンスともに未経験。福岡で船のエンジニアをしていた安藤くん。
番組を見るにあたって、気になる子が一人でもいたほうが楽しめるなと思った私が、タマシイレボリューションを歌っている1シーンだけで「この人は歌が上手い人だ」と思って気にかけていたのが安藤くんでした。最終まで残った人で気になる人はいるって言っただけで友人から言い当てられて笑った……。大人で包容力があって男っぽい人は安定して好きなので、言い逃れができませんでしたね。
教えてもらったとおり、12話通してとてもいい人で、しかも口から出てくる言葉のひとつひとつがいつもポジティブ。クラス分け再評価のときも「BからFに落ちてもそこから這い上がる」って真面目な顔で言ってて、みんな落ちるのを怖がってる中ですごいなこの人……と尊敬してしまいました。
そしてやっぱり歌がうまい!声はわりと低めなのに、高音がすごく綺麗に出ていて、しかも未経験。こりゃあ逸材だなって、海に帰しちゃいけないなって思っていたので、ORβITへの参加はとても嬉しかったです。
シックスパックスは全員Bで、突出はしてないけどみんなハイレベルでまとまっている感じがすごく好きだったので、いつかまた3人でいるところも見たいです。

◆頼れるお兄さん『キム ヒチョン』

衣装はRTFの方が好きだけど、ダンスはDNAかな。

HALOという韓国のユニットに所属していたけれど、解散してしまったために今度は日本でオーディションに臨んだヒチョン。
ヒチョンは見ている内にしらずしらず目で追っていたり好意的に捉えている自分がいて、ああ好きなんだな……と気が付きました。経験も豊富でリーダー的な素養があり、本人はここでデビューすることに賭けているから真剣な言葉が飛び出すけど、でもそれほど鋭く突き刺すような言葉ではない辺りが好きです。あと、ヒチョンの歌声は色気があってめちゃめちゃ好き。ソロで1曲聴きたいレベルですね。声とか話し方も好きなので、しばらくぼーっと聞いていたい。
彼は3回目の投票の前に辞退してしまったのですが、結果的にそれによって安藤くんや後述する大澤くんと一緒に活動することになったので、私的には良かったのかもなと思いました。でもリアルタイムで追ってたら絶対泣いてた。

◆ムードメーカー。だけど真面目『大澤 駿弥』

蓮くんが選んだチームに「フォアグラとキャビアと全部あるもん!」って言ってたら自分も選ばれたRTF。

大学でダンスサークルにいた大澤くん(日プと並行して学業もきちんとこなし、2020年3月に無事卒業)。
熱いラーメンを食べ、はしゃぎまわり、鼻の穴イケメンと呼ばれているけれど、彼は本質的には温厚で真面目そうなタイプだと感じて好きになりました。自分に求められているものはバラエティ系だとわかっていてやるけれど、でも格好いい自分もステージで表現して見てほしいと思っている。だけどちょっと自信がない……みたいな。もっともっと彼の内面を見てみたい、知りたいと思っているので、今後そういう機会が増えていくことを望みます。インスタとか見てますけど、イケメンなのは鼻の穴だけじゃ決してないよね……。
因みに「付き合いたいのは大澤くん」って言ったら、大澤くんはリアコ向きだって言われました。自分の凡庸な感性に笑ってしまう。みんなと同じことを考えている……。

◆12時過ぎたら帰してくれる王子『白岩 瑠姫』

元ジャニーズJr、元ツキクラ2期生の瑠姫くん。
瑠姫くん、顔がすごい。(顔がすごい)
顔、綺麗すぎません?そして名前、凄すぎません?本名なんですよねこれ?どんな顔に育つかわからない子どもに「姫」ってつけるのすごくないです?ご両親相当な美形なんだろうか。ガチャSSRのようなお顔で成長したからいいけど……。
私が瑠姫くんを好きだなと思ったのは、ポジションバトルでしんどそうな本田くんに代わって4人にダンスを教えてるところでした。最初は本田くんに任せようと思っていたところを見ると、多分あんまり引っ張っていくのは得意なタイプじゃない。でもやらなければならないとなったらきちんとやるんだな、この人はちゃんとした人だな、と思いました。
センターを何度も務めるほどの華がありながら、決して前に前に出て来ようとするタイプではないところも好きです。自分から目立とうとする人にはそんなに興味がわかなくて、2番手ポジションをとる有能な人とかが好きなので。朝の4時に寝てる人に向かって一人で喋ってるのも好きでした。

◆可愛らしい末っ子かと思いきや……『大平 祥生』

アメリカにダンス留学経験があり、「EXPG SWORD」に所属していた大平くん。
好みのタイプではないのでスルーしていたのですが、DOMINOから落ちてしまったときに木全くんと景瑚くんを慰めていて、自分のことを後回しにして人のことを思いやれる人なんだな……と一気に好感度が上がりました。クンチキタからも落ちて、やんちゃに向かう途中で泣いてしまって、でもやんちゃがすごく暖かく迎え入れてくれて……という一連のシーンがすごく好きです。何度でも見たくなる。やんちゃでのパフォーマンス、最初からやんちゃだったのでは?というくらい馴染んでいて、適材適所でここに来たのでは?良かったのでは?
だから最終順位が4位だったことに満足しました。きっとそういうところも見られている。

◆出る杭打たれない『川尻 蓮』

SMAPや山下智久くんなどの有名な人のバックダンサーをしながら、ダンス講師もしていた蓮くん。
蓮くんが初代センターでずっと1位2位争いをしてたくらい凄い人だというのは日プを見だしてようやく知りました(毎週の順位でも1位か2位かしかとったことがない……)
ダンスが上手くて、他の誰とも違うところを見据えて常に努力を惜しまない。彼を天才だという言葉で切り離してしまうのはきっと楽なことだけど、見れば見るほどそうは思わせてくれないんだろうな。みんな努力しているのに、蓮くんも努力を惜しまないから並ぶことすら難しい存在。
そういう人ってやっぱり特別な分、やっかみなんかも受けると思うんです。もしかしたら番組で流していないところでは受けていたのかもしれないけど、でも彼が尊敬され愛されている存在だというのは納得できるというか。鼻持ちならないところが全然なくて、みんなのことしっかり見てアドバイスもしてくれて、完璧超人と見せかけてコンタクトしたことがなかったりとか。自信はもちろんありつつ、常に謙虚な姿を見せてくれたから好感度も高かったんだろうなあ……。そういうところも凄い人ですね。
彼の公約がなかったら私はこの沼にやってこなかったと思うので、そういう意味でも頭が上がりません。ありがとうございました。

◆田舎の少年から男の人へ『豆原 一成』

17歳の高校生でありながら、既に子どもたちにダンスを教える先生をしていた豆原くん。
上述したように私は無限大から日プへ遡行したのですが、1話の豆原くんは本当に岡山という地方から東京へ出てきた少年です~!感が全開で、この人が1位になってセンターをとるのか……!という、シンデレラストーリーみたく見えたんですよね。もちろんダンスは驚くくらい上手で最初からAクラスに選ばれるのも頷けるんですが、あの蓮くんと1位を競い合うのがこの豆原くんだというのが……漫画みたいだ……。
常に高順位にいて週間の順位では1位をとることもあるのに、なぜか順位発表の回では1位になれず、悔しいこともたくさんあったんだろうなと最終1位での涙を見て思いました。あそこで彼の頑張りはようやく1つ報われたんだろうな。
しかし12話を見てから無限大を見ると……か、格好良くなったねえ~~~!高校生のポテンシャルは侮れない……。今後の進化の方向性によっては落ちてしまう危険性を孕んだ男の人だと思います。こわいよう。


他にもたくさん好きだなと思った人、感想を言いたい人はいます。
例えばみんなの兄貴本田くんと、胸に熱いものを秘めた佐野くんとか。あの2人がお互いを認め合いながらぶつかったBOがとても好きで、佐野くんが最終に残らなかったのは悲しかった。
歌でいえば九州漢組の男澤くんと床波くんも好きでした。明るくみんなを支えてくれる男澤くんと、喋るとふわふわしてて順位発表の度にハンカチで汗をふいていた床波くん……。
最初にFに落とされて泣いていた彦ちゃんが、最後には落ち込んでる人の話を聞いている姿には成長を感じましたし、年長ながら常に優しげで可愛らしさのある福地くんとかも応援してしました。
しかし、私には1つの課題がずっと残っていました。それは友人から聞かれた質問です。

「デビュー11人の中では誰が好きか?」

これがずっと決めきれなかった。
この質問の時点で安藤くん、ヒチョン、大澤くんは今後も推していこうと決めていました。しかしこの3人はJO1ではありません。
気になるのは豆原くん、瑠姫くん、與那城くん……もっと知りたいと思っていたのは明るくて元気で歌のうまいお兄さんの純喜くんと、ステージの上に立つと色っぽい魅力を放つ木全くん。
私は「どういう人か」を慎重に見極めて推しを作りたいタイプなので(裏切られたと思いたくない)顔や上辺のキャラだけでは決められませんでした。最終12話まで見て判断しよう、そこで決まらなければ箱推しだな~と思いながら見た2回めの5話(第一回順位発表)で、想像もしてなかった人物が突然ものすごいスピードで走ってきました。そして私の心の1位の椅子に座ってしまった。本当に、予想していない人でした。

◆誰がために彼は泣く……私の1pick『鶴房 汐恩』

今見たらクラス分けの楽曲Why?じゃん……。(何の記憶もない)

練習生として韓国に行っていた期間のある鶴房。歌とダンスは始めて10ヶ月。
最初に言っておきます。好みのタイプではない。
安藤くんを好みとして言い当てられる私なので、鶴房のことは最初から眼中にありませんでした。態度が悪いという先生の言葉は的を射ていたし、気は強そうだしプライドも高そうだし。嫌いなわけではないけど、友達とかにはならないタイプ。
顔がいいって評価されてましたけど、失礼ながら「そこまでかなあ……」とすら思ってました。まあそもそも顔なんてみんな綺麗じゃん……ここまで来たら好みでしかないじゃん……って思ってましたし、私が顔を評価してたの、安藤くんと瑠姫くんだけだったので……。(でも笑顔がふわって花が綻ぶように柔らかくなるところは好きです)
好きになるまで彼のことを165センチの高校生だと思ってましたし(178センチの19歳です)「ラップ担当なので」って言うのを聞くまで(1回見てるのに)FIREでもDOMINOでもラップやってるのに気づかなかったレベルだったんです。
※大事なことなのでもう一度言いますが、嫌いだったわけではありません

そんなに興味がなかった彼に何故惹かれてしまったのか。それは上述した2回めの5話で見た(1回めは完全に見落としていた)彼の姿でした。
自分が選ばれた時はわずかに言葉をつまらせるくらいで、いつものツンとした気の強い表情を保っていたのに。やつは……やつは、友達の名前が呼ばれた途端、自分の座っているところから飛ぶように走ってきて抱きついて、あの評価された顔をそれはもうぐっっっっしゃぐしゃにして泣いていた……!
それを見つけた瞬間、喜びのあまり爆笑してしまいました。しかも彼はそれをたった1人のためにやったんじゃないんですよ。見ただけで3人くらいにやっていて、もうお前自席に戻らないでそこら辺の床に座ってたらいいのでは……?と思ったレベル。えっ、こいつ澄ました顔してるけどそれって感情を出すのが不器用なだけでめっちゃいいやつなのでは………………?!
彼は2回めの順位発表でも、最終回の発表でも、とにかく人のことになるとぐっちゃぐちゃに泣いていて、そんなに泣いたら今日の夜は疲れてぐっすりだし明日は目がパンパンに腫れちゃうだろ……って心配になるくらいで、もうそこで急激に落ちてしまいました。私は上辺だけを見て彼を誤解していたのかもしれない……。顔もそういえばいいかもしれない……。(単純)
北川くんに「玲叶は人の2倍3倍重く考えがち~自信がないとこの世界ではやっていけないと思ってる」というアドバイスをしていて、人のことをちゃんと見ているなというのと同時に、この世界でやっていくために自信を持とうと決めているんだなという覚悟も見えて、嬉しかったですね。北川くんが落ち込んでるところに鶴房が来たとき、なんだかすごく安心しました。友達だ~。デビュー決定後の挨拶でも北川くんと岩崎くんの名前を出していて、鶴房自身も2人の友人に助けられた部分が大きかったんだろうなあ。

あと、妙に記憶に残っていたのが8話(第二回順位発表)でした。
彼、1話で最初から1位の席に座ってスタートするというインパクトの強い登場の仕方をしたんですよね。そしてその後も「1位を狙っている」と言っていた。でもこの8話で1~4位までに残ったとき、4位の時点で既に「次は呼ばれる」という顔をしてたんですよ。(私にはそう見えた、という話ですが)
残ってたのが豆原くん、川尻くん、拓実くんというそうそうたるメンバーだったこともあるのでしょうが、ちょっと諦めてるというか……1位かもしれないという気持ちがあまり感じられない顔で、なんならちょっと笑ってて。
4位に選ばれたのは豆原くんで、その時は驚いてたと思うしちょっとうなだれてて、自分が呼ばれるよりもショックを受けてる感じでした。で、3位発表のときも同じく笑ってた。
彼の見せる自信のあるそぶりって、上述したように「自信がなければやっていけない」が故の姿勢で、もちろん自分の持ってるものにもやってきたことにもちゃんと責任の伴う自信を持って挑戦しているんだと思うんですが、彼の中には自分の位置を見極める冷静かつ客観的な視点も存在しているんだろうな、と。特技を歌・ダンスとしながら、歌もダンスもまだまだ未熟でとも口にする彼のその相反する感覚は、決して矛盾するものじゃないんですよね。むしろどちらもないと、素直に真っ直ぐ伸びていけないもの。両方とも彼の精神を強くしてくれるものなので、今後も支柱として育てていってほしいな、と思っています。
プライドが高く、その分の努力をしっかりできる19歳。まだまだ成長していってくれることを願っています。そしていつか1位をとって、自分のことで笑ってほしい。友達のために泣く姿も本当に素敵ですけど、彼の笑顔もまたとても魅力的なので。

終わりに

ということで3月末頃から急にハマった沼、PRODUCE 101 JAPANの話をしました。
鶴房を始めとするJO1の11人には今後も活躍を期待していますし、3人の推しが所属しているけどまだ本格的に動き始めていないORβITの今後も楽しみです。小学生の頃にジャニオタだった以来の三次元アイドルなんですが、ゆるゆると彼らを見守っていけたら……と思ってます。(これ書いてる時点であんまりゆるく推してない気がしますが)
デビューしたみんなも、落ちてしまった練習生も、ますますの発展を願っています。興味を持ったら是非、番組を見てみてください!

日プのYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC-smiHPuMela07NTmpF6hZw

JO1のYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCsmXiDP8S40uBeJYxvyulmA

無限大のことしか言わなかったけど『La Pa Pa Pam』も好きだ~。
https://www.youtube.com/watch?v=xexjuif_nWk


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