自分のアイデアを、パクられずに、効率よく実現するにはどうしたらいいのか?

と、偉そうに言うほどのアイデアマンではないのは自分でもよくわかっているのですが、たまに「これ、なかなかいいんじゃない?」ということを閃くことがあります。

そんなときに、そのまま自分でグイグイ実現できれば何も問題ないのですが、自分の守備範囲から遠過ぎたり、得意分野だけど時間がなさ過ぎたり、零細自営業なのでお金がなさ過ぎたりと、なかなか前に進みにくいことが多いです。

そういう場合は、どうすればいいのでしょうねー。

当たり前ですが、頭の中で考えるだけなら誰でもできるわけで、それを実現する、形にするのは数万倍も大変です。2年間やってみてよくわかりました。

考えて、(ときにはクラウドファンディングして)、作って、売って、(でも思うようには売れないこともあり)、、、最初のアイデアを考えるのは数秒のこともありますが、それ以降は何か月もかかります。プロジェクトによっては何年がかりにもなりましょう。

しかしそのアイデアは、「作る」プロからしたら、わたくしがいろいろ調べて試行錯誤しているうちに、簡単に作れてしまうものかもしれませんし、「売る」プロにとっては売り場にぴったりでめっちゃ売りやすいものかもしれません。

問題はそれがスピーディーにうまくマッチングしないことで。でも人間の数を考えたらそれは当然ですよね。どんなにナイスな商品も、すべての人に告知することなんてできないし。

そうそう、あの消せるペン「フリクション」の開発に関わった方が、発売後大ヒットから数年経って、「売り場で実演販売をすると、まだまだフリクションのことを知らないお客様がたくさんいる。まだまだまだまだです!」とおっしゃっていたのを思い出しました。

技術にデザインをマッチングするトリナスさんのような素晴らしいサービスはすでに始まっていますが、わたくしの望むものとはちょっと違います。すでに確立された技術と違い、思いついたばかりのアイデアは、形がなさ過ぎて、誰が見てるかもわからない場で公開すれば、すぐにパクられてしまうから、清く正しくマッチングするのが難しいんですよね。

つまり、どこかで何かを諦めなくてはならない。

アイデアをとにかくオープンに広く見せてしまって、パクられても仕方なしの状態でパートナーを探すか、会員制ネットサロンみたいなところでひっそりと、パクられる危険性は下がりながらも、逆に狭い範囲でのアピールにとどまるか、どちらかです。

そこで、その折衷案として、このnoteを使うのはどうでしょう。

noteの最大の機能&魅力のひとつが、コンテンツ販売です。そこで、アイデアを有料記事として公開して、お金を出してでも見てみたいという人に見ていただき、おもしろいと思ったらパートナーになっていただくということができるのではないか?

もちろん、どこの馬の骨とも知れぬヤツのアイデアを、わざわざお金を出して覗いてみる人がどれくらいいるのか?という点では、狭い範囲へのアプローチなのかもしれません。

しかし、タイトル&導入部分を絶妙に設計?して公開することで、会員制サロンほどの密室にはならないのではないか。とも思うのです。

また、いっしょに仕事をするよりは、有料記事のお金だけ払って、シラーっとアイデアを拝借、製品化してしまう人もいるかもしれませんが、同時に複数の人が見ている可能性もあるわけで、もし自分よりも早く商品として売り出されてしまったらどうしよう、だったら様子を見るか。という抑止力になるのではないか?という考えも。

そんなわけで、、、このnoteは個人として書いておりますが、実は会社としてのアカウントも作ってあります。そちらで、先ほど書いたようなアイデアマッチングのコンテンツも試してみようかなと考えております。

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