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日本の神さまのこと|大屋毘古神のカード

私は思い返せば小学生の頃から、「神さま」というものが大好きで。
高天原(たかまのはら)にいる天照大神や
方位を守る四神(青龍、白虎、朱雀、玄武ってやつ)などなど、
そういう本を読んだり漫画を読んだりしていました。

日本の神様は八百万の神といわれてるだけあって、
ありとあらゆるものに霊性が宿るとされてるので、
私たちの日常のあちらこちらが神様だらけ。
自然物にも宿っているし、家にもいる。
あとお米一粒一粒にもいますよね、七人の神様。
一粒に七人いるんだとしたら、お茶碗一杯で何人?!

・・・日本人ってこれだけ神様に囲まれて生きてるわけですよね。

そしてなにより日本の神様って、ものすごく身近な感じ。
一神教だとそれを崇め奉る感じがあるけど、
日本人的にはあっちに神様、こっちに神様、そっちにも神様〜!って感じ。
神様との距離感めっちゃ近いよね。

そして日本の神様ってほんと大らか。
一目惚れもよくするし、出会ってすぐまぐわうし、
神様同士で喧嘩もするし、もっとヒートアップしちゃうことだってある。
なんだかとっても大らかなんですよ。

大人になって古事記を読んだり、神社に行ったり、
神様についてあれこれと調べる中で
もっともっと日本の神様のことが好きになった私。

それが転じて日本の神様カードを使い始めました。
いわゆるオラクルカードとされるものの一種ですね。
オラクルカードというのはタロットとはちょっと違っていて
より良い未来のための気づきやメッセージをくれるというもの。

現状や悩みに対してジャッジすることなく
どうやったらより良い未来に向かっていけるか?
ということにフォーカスしている、
とっても優しくて暖かい世界観。

これから神様のことをお伝えしながら、
その日その日のカードをご紹介していけたらと思った次第です🫡

で、早速。
9/26の神様はこちら。

大屋毘古神のカード

大屋毘古神(おおやびこのかみ)。
こちらの神様は風や農業、木や森林の神として知られています。
また名前にある大屋(大きな家)に象徴されるように、
地方や村落を守護する神様として祀られていることも。

大屋毘古神のカードは、
「古いパターンに気づいて、手放そう」
と、伝えてくれています。

人は知らず知らずのうちに
自分をあらゆることの中心に置いた価値観を作り上げてしまいます。
自分の価値観を中心として、起こっていることや、周りの人間関係を
自分の物差しでジャッジする、などのことです。

これ私自身もめちゃくちゃ心当たりあるんですが、
歳を重ねれば重ねるほど、
自分の価値観がより強固に作り上げられていき
そこから外れるものは受け付けようとせず排除してしまったり・・
でもそうじゃないんですよね^^

そんな自分自身が無意識のうちにしがみついているパターンに気づき、
それを手放していこうと、大屋毘古神は教えてくれています。

カードの絵が表現しているように、
大木のようにただそこにどっしりと構え、
周りで起こっている事象を、そのまま受け止めましょう!

そのためには、自分をよーーーく見つめ、
自分が反射的にとってしまう行動や心理的パターンを探り
気づくことが第一ステップです。

それに気づき、少しずつでも手放していけたら、
自分の中に手放した分の余白が生まれ、
心の自由を取り戻していけます。

大屋毘古神のカードが出た本日は、
外に出て木に触れてみましょう。
木の静かでありながら力強い様から
何か感じるものがあると嬉しいです^^

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