第3話土作り
土作りは植物を育てる上で、重要な欠かせないものとなります。土を変えるだけで発根しやすくなったり、咲かせやすくなったり、驚くほど成長に差がでてきます!
そんな「土作り」を紹介します。
※ここの土作りでは、あえて混ぜる比率は書きません。
材料
・硬質赤玉
・完熟堆肥
・軽石
・土壌改良材
・初期肥料
・ゼオライト
いくつかの重要ポイント
赤玉は形崩れしない硬質赤玉中小の2種を使用。
赤玉のサイズはプルメリアの大きさや、根の状態を見て混ぜる比率を変えています。
完熟堆肥はしっかり時間をかけて発酵させたフカフカのものを使用すること。ですが、完熟堆肥が中々一般で販売していないのが残念。ホームセンターやネットなどで販売している堆肥は重すぎることが多いです。
軽石はパーライトの代わりに使用。パーライトは水やりごとに表面に浮き出たり、強風により飛散することがあるので、狭い空間や近所が気になる方にはとくに軽石がオススメ。
土壌改良材、初期肥料はトロピカルヴィレッジのレアアースを使用しました。(2020.5月現在)
レアアースを配合することで発根や根張りが全然変わります。
ゼオライトは根腐れの予防にもなるので混ぜることをオススメします。
混ぜてみるとこんな感じです。これはある程度根が張っていて、ガッチリ植え付けたいとき用なので赤玉の割合が多くなっています!
土の重要性
「土作り」なんて題しているわけですが、そもそもこんなにこだわる必要があるのか?疑問に思う人もいると思います。
プルメリアに適した温暖な気候で、地に植っているプルメリアならだいたい育つと思います。
でもここは日本であって、中にはマンションのベランダで育てる人もいると思います。そして地ではなく鉢の中。
そんな環境でプルメリアを育てるためにはやっぱり「土作り」は重要になってくるのかなと思います。
特に今回使用した完熟堆肥と土壌改良&初期肥料のレアアースはかなり重要だと思います。
もちろんコレでないといけないわけではないですが、使用することで、土の軽さ、保水力、保肥力、キレート作用、デトックス効果などなど得られる効果は大きいです。
そして初級者も育てやすい「失敗しない土」でありながら、上級者向けの「こだわりの土」でもある万能な土になります。
まとめ
さて今回の「土作り」ですが、あえて比率は載せませんでした。
なぜなら、全ての材料を買って家で混ぜることができる人が何人いるのであろうか?
使い切れない材料をしまっておく場所も必要になります。
なので、すでにプルメリア用にブレンドされている土を購入することをオススメします。
その方が無駄なく安心して使用できます。
ただ、どんなものがブレンドされていて、どのような効果があるかを知っているのと知らないのでは、その後の育て方が大きく変わると思います。
なので今回の「土作り」を参考にしてもらえればと思います。
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