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好きなことからまなぼう!

電車が好き!
車が好き!
キャラクターが好き!
マークが好き!

いろいろな「好き」が、お子さんひとりひとりあるのではないでしょうか。

(いやいや、これといって好きそうなものはないのよね…
 というお話はまた今度…)

ここ、くらしのまなび舎 Oleaでも、
いろいろな「好き」が聞こえてきます。

好きなものは知りたいこと

Oleaでは、ことばやかずに関する学習も行っています。

ただ…
「はじめます」「おわります」のようなやり方はしていません。
あくまで、くらしのストーリーを優先します。
お子さんのくらしをよ~く観察して…
「好きなものは何かな?」「覚えたいものは何かな?」
一緒に遊びつつ(遊ばれつつ?)、観察します。

私達も好きなものについては、たくさん知りたくなりますよね?
できるようにもなりたいですよね?
お子さんにとっても、それはチャンスです!

あそびからまなびへ

あるお子さんは大好きなキャラクターがいます。
キャラクターの名前は読めるんだけど、書くのは難しいなぁ…
好きなキャラクターのおもちゃでひとしきり遊んだ後、
ちょっと飽きてきたかな?というところで…

ジャーン!
紙とペンを渡します。

まずは、自信をもってできること。
ひらがなで自分の名前を書きます。

すでにお子さんの目は紙の下の方をチラチラ。そして、ニンマリ。

自分の名前の下に、さりげなくキャラクターの名前を
なぞり書き(カタカナ)ができるような欄を用意。

その下には、そのキャラクターを見てその名前を書く
空欄を用意しておきました。

なぞり書きの欄を見ながら、空欄も自分で入れて、
自信に満ちた表情!

発見!は「覚える」のもと

その後、「フー!」と言いながら笑いころげてるので、
「どうしたの?」と聞くと…

「ア(の一画目)はフだね!」と大発見!

見比べて、自分で発見!
これは、どんどん覚えていきますよ!

好きから自信に

それから…
来室すると「プリントやりたい!」と
お子さんも文字を読んだり書いたりすることを
楽しみにしていることも。

パソコンを使って、一緒に問題を考えます。
(最近、ローマ字打ちにも興味をもち、
キーボードのキーの位置を少しずつ覚え始めました。)
プリントアウトすると、大喜び!

何気なく、課題を散りばめていますが、集中して取り組みます。
(カタカナを書く、小さい字を書く、アルファベットを書くなど)

Oleaでは、子どもたちの「好き」を大切に、
生活スキルに関すること、認知学習に関することのまなびの糸口を見つけ、
こうした学習を進める過程で社会情動的スキルを高めていきます。

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習慣にしていること

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