「わたしに恋人が出来ない理由_第二話」てん

こんばんわ。てんです。
めいちゃんの潜入レポ、面白かったです。
実はめいちゃん好奇心旺盛で色んなことにチャレンジしてるの知ってるよ・・・笑
今後もおもしろレポ待ってます!

さて、「わたしに恋人ができない理由」続編です。
前回は小学校の時の、自分のポジショニングを間違えてしまった、、いわば人生のスタートダッシュを誤った方向に向けてしまった話を書きました。今日はその後、中学生編です。
ごくごく普通のレベルのわたしがごくごく普通に恋人を作れない理由自己分析、第2話目いきます!


【思い当たる理由 その2】
居心地のいいポジショニングを間違えた〜中学生編〜

小学生時代に、アイドルやらアニメやらの女の子に可愛い!と熱狂し「やばいやつ」というポジションを手に入れることで、悪口から逃れたわたし。そんなわたしにキャラ変のチャンスが訪れる。

それは「中学生になる」だ。

当時わたしはお受験組だった。そして進んだ中学校には同じ小学校から進学した子が1人もいなかった。これはもはや転校と同じことである。つまり、誤ったポジショニングを修正する大チャンスに間違いないのだ。

しかし、当時のわたしはバカだった。お受験がなんだ、いい学校に入ってもバカはバカである。

入学初日、わたしは緊張していた。それもそのはず。今後の生活がどうなるかは初日の印象で決まると言っても過言ではないからだ。今日に全てがかかっている。

周りを見渡してみるといかにも頭の良さそうな、血統書つきの犬みたいな、そんな綺麗な顔が入学式の会場にズラーとならんでいる。

対してわたしはどうだろう。そう、美少女オタクだ(このキャラを続けすぎて逆にほこりを持ち始めた頃であった、非常に残念。なんでだ自分。)

みんなは溌剌と喋る。自信ありげに。近くの席の子が「何組だった?」とキャッキャ声をあげるその1文字ごとに心の中の小さな私の足元が崩れていく。絶対絶命。

そんなわたしに声をかけてくれる子がいた。「はじめまして!名前なんて言うの?」

明るくて可愛くて、一目でわかった。これは一軍の女子だ。アニメでいえば主人公、アイドルでいえばセンター、そう生まれもった華がある。

「あっ、えっ、お、えっとぉー」しどろもどろして後退りしてしまった。

それをみた一軍女子(仮名)がいった「なにそのうごきー!ちょーウケんだけど!」

そう、これがわたしの次のポジショニングの失敗「挙動不審系キャラになる」のはじまりだ。

なんでかわからないのだが、わたしは面白いと言われることがすごく好きだ。ドキドキする。ワクワクする。そう言ってもらえると、心からありがとうっておもう。

しかも相手は一軍のかわいい女子である。そんな子からもらった「ちょーウケんだけど!」は一生の宝物だった。(なんでだ自分)

そこからわたしは自然と挙動不審な動きをとるようになってしまった。みんなからのウケんだけど!をもらうために。

おわかりだろうが、挙動不審なやつはモテない。当たり前だ。

「てんさんってなんか変わってるんだよな〜」それがわたしの男の子からの評価だった。しかし、それも嬉しい。わたしは芸人気質なのかもしれない。

みんなからもっとウケたい!もっと変わってるって思われたい!その一心で挙動不審をつづけていった…3年間、いや中高一貫なので6年間は挙動不審な動きをすることで終わってしまった。

まぁ楽しかったけど。


ちなみに前回小学生編で自分のことを「可愛い子だった」と書いたがこの中高生の間に唐揚げを食べ過ぎてすごく太った。面影なし!

つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?