古備前焼は、当時どのように使われていたのでしょうか?戦国時代から江戸時代にかけての茶会記や歴史書を読み解き、豊臣秀吉や千利休や明智光秀などの大名や茶人たちが、備前焼をどのように使…
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2021年9月の記事一覧
【茶会記に残る「備前焼」の表記】備前・伊部・古備前・新備前の呼称の違いと特徴は?安土桃山時代から江戸時代の茶会記から古備前焼を研究しよう!
安土桃山時代から江戸時代にかけて「茶の湯」が大流行しました。
当時の茶の湯の様子は、茶人が残した「茶会記」から窺い知れます。
茶会記には、参加者や日時だけでなく、その茶会で使われた茶碗や花入や水指などの茶道具についても記載されているからです。
つまり、それらを調べれば、当時どのような道具が使われたかが判明するだけでなく、流行や様式の変遷まで分かってしまうのです。
例えば備前焼では、「備前」