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徒然なるエッセイ

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思いついたことをつらつらと書きます。
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車のライトはつけっぱなしでもいいらしい

車のライトはつけっぱなしでもいいらしい

たまに、昼間のドライブで車のライトをつけっぱなしで走っていることがある。うっかり点けたままなのだが、対向車に「ついたままだよ」と合図を送られることがある。そんな時は独り言で「すいませーん」と言いながら、ライトを消す。

3年前、スイス人が我が家に2ヶ月ほどホームステイをしていた。数週間経ったある日、日本の車のライトについて質問してきた。

「なんで日本人はライトをつけたり消したりするの?スイスだと

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「11月17日深夜、小田のドラマが公開!」

「11月17日深夜、小田のドラマが公開!」

「11月17日深夜、小田のドラマが公開!」

今年の春に小田でドラマ撮影が行われました。タイトルは『僕の手を売ります』。
@bokunote_drama

主演はオダギリジョーさん。監督は愛媛県内子町小田地区出身の冨永昌敬監督。全国各地でアルバイトをする男性を描いたヒューマンドラマ。私や運営するどい書店のメンバーはロケの下見から、ロケ地の許可取り、当日の撮影地での帯同などを行いました。

冨永監

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人が増えようが減ろうが関係ない!

人が増えようが減ろうが関係ない!

「人口減少」「少子高齢化」などと巷でよく聞く。実際、皆さんは日常生活で人が減ったなぁ、しんどいなぁと思うことがあるだろうか。

会社に勤めている人やアルバイトやパートタイムで働いている人は特に影響が少ない気がする。決まった金額が決まった日に支払われている。人口減少など社会問題は会社の社長や経営者などリーダーが気になることだ。

例えば客商売。町からお客さまがいなくなると引っ越した先からでもお商売の

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日々のデザイン、まちのデザイン

日々のデザイン、まちのデザイン

先日、JR松山駅で待ち合わせのため、久しぶりに内子駅のホームに立つ。

旅人のはじめに降り立つ場所が駅であり、見える景色が地域の顔。内子駅の高架から見えるこの景色はどんなメッセージを語りかけるのだろう。

そして驚くことに四国には自動改札がない。写真の50万都市松山駅でさえ駅員さんが手で切符を切る。なんとも情緒ある光景。

先日行ったファミレスではタッチパネルで注文し、お掃除ロボットみたく自動運転

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「ありふれた田舎」と「とっておきの田舎」

「ありふれた田舎」と「とっておきの田舎」

「うちの田舎なんて、他の田舎と一緒じゃろ。なんでこんな田舎に来たの?」と聞かれることがある。

移住した身からすると選んで来たはずなのに、結局は「ご縁」という言葉に落ち着いてしまう。

恋愛と移住

気に入ってその土地に暮らすことは、恋愛に似てる。土地と人との恋愛は、知り合って、気に入って、じゃあ付き合ってみるかとなって引っ越す。

恋愛みたいに軽い気持ちで移住したのか!と怒る人はいるかもしれない

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本は全部読まなくてもいい。

本は全部読まなくてもいい。

全部読めなくたって良いじゃないか!動物園やディズニーランドは全てを回らなくてもいい。それと一緒で、本は全部読まなくていい。

本を読むことは作者と読者のコミュニケーションだ。生身の人との会話とはちょっと違うけど、作者との対話を楽しむものだ。

なので本は最後まで読めなくても気にすることはない。気になる言葉が1つあればいい。気に入った表紙であればいい。なんとなくのワクワク感を感じればいい。動物の注意

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片付ける

片付ける

場所を片付けて、心もかたを付ける「片付け」とはいらないものを処分し、部屋を整理整頓すること。普段暮らす「場所」に対して、きちんと処理をする行為でもある。

数年前に『人は見た目が9割』という本が流行った。服装、髪型、アクセサリー、メイクといった外見に加え、仕草、立ち振る舞い、話し方、話題の内容、それら全てがその人を表現する一部で、その群像で「人」の印象が決まる。

大きく捉えると「居場所」である家

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生きるとは殺すこと

生きるとは殺すこと

ふと、自分の人生はあと何年続くのだろうと思うことがある。長生きしたいなぁとか、あと20年生きたら死んでもいいやとか、寿命について考える。

人が生きると書いて「人生」。呼吸をして、会話をして、食べて、働いて、寝て。。。人が生きるとは様々な行為の積み重ねだ。

生きるとは殺すこと

人が生きるためには日々、なんらかの命を奪って生命を維持し続けている。

スーパーに並ぶ野菜は誰かが育てて殺した命だ。野

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伊丹万作になりたい

伊丹万作になりたい

伊丹万作とは映画監督、脚本家、エッセイスト、挿絵画家である。
素晴らしい作品を作ったことはもちろんだが、彼が世に知られているのは芸能界の人気者「伊丹十三」の父親だからというのが大きい。

愛媛県は松山市に伊丹十三記念館というミュージアムがある。設計は中村好文で、外壁の黒壁とモチーフの「垂線」と「線の細い円柱」、中庭の対照性が象徴的な建物だ。

建物もさることながら伊丹十三の展示の終わりに伊丹万作コ

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感動すると成長する

感動すると成長する

人間は怠け者だ。なんとなぁく生きてしまう。

本をたくさん読んだ人が出世するのだろうか。

たくさん旅をした人が素晴らしい人生を送るのだろうか。

何が正解で何が不正解なのだろうか。

色々あるけど、私は感動の数が大事だと思う。

見て、聴いて、触れて、話して、食べる中に、どんなことでも一つでも少しでも大きな感動が人を成長させると思う。

成長すれば強くなれる。強くなれば大切な人を守れる。

弱く

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