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30歳までの目標

30歳までの仕事での目標を立てようと思いました。結論から書きます。

30歳までに、成功する3つのプロダクトを創る。

成功するという抽象度が高い表現を使いましたが、プロダクトによって成功の定義が異なるので、そのような表現にしました。

なぜ、目標を立てるのか

なぜ、目標を立てるのか。それは到達地点から逆算して現在地点を判断し、軌道修正を行い、目標に必ずたどりつくためです。日々仕事をしているのは、仕事を通して成し遂げたい何かがあるためだと思います。企業に属しているならば、それは企業のビジョンかも知れませんし、個人で活躍している人もなりたい姿がぼんやりとでも必ずあると思います。

目標から逆算して、自分の現在地点を把握することで、現状では目標にたどり着けないということを把握することにも役立ちます。例えば、30歳までに数億円のキャッシュを持つという目標を立てた時に、普通の会社員では難しい可能性が高いということに気が付くかも知れません。それを成し遂げるためには起業したり、スタートアップの創業メンバーとして数年での上場を目指す方がいいかも知れません。現在の方法ではたどり着けないということを知り、方向修正するためにも目標から逆算することは大きく役立ちます。

人生のビジョンからブレイクダウン

僕の人生のビジョンは「インターネットを通して、より多くの幸せを届ける」です。このビジョンから目標へと落とし込みます。

人生のビジョン
「インターネットを通して、より多くの幸せを届ける」
在りたい姿
「プロダクトが成功する再現性を高められる人材」
30歳までの目標
成功する3つのプロダクトを創る

30歳までとしているのは、正直孫さんのような人生のロードマップを引くことがまだできなかったので、この記事を書いている年齢である26歳から現実的に見える年齢で目標に落とすためです。その後の目標はその時になったら考えることにします。
在りたい姿では、自分がジョインしたら何か起こしてくれるのではないかというワクワク感を持ってもらえるような人材になりたいです。

現時点

現時点で成功する3つのプロダクトを創るを評価します。

まず、本当のゼロからの創業ではないですが、クラシルという日本で一番のレシピ動画サービスの立ち上げ期からジョインし、現在では1,900万DLを越えるプロダクトに成長しました。このプロダクトに自分はエンジニア、プロダクトマネージャーとして参画して、23歳から26歳の3年間弱を費やしました。まだ日本一のレシピサービスとはなっていないので、成功したとは言えないと思いますが、確度は高いので一つとします。

もう一つは現在仕込んでいる新規事業を立ち上げメンバーとして、プロダクト統括をしています。これが上手く軌道に乗れば、もう一つとカウントします。

そして、もう一つはdely, Inc.で今後また一つ新規事業に携わる可能性もあると思いますが、現在立ち上げている新規事業も2~3年はフォーカスするのと、挑戦という意味でも個人で何か一つプロダクトを創りたいと考えています。

プロダクトライフサイクル

諸行無常、当たり前ですがプロダクトにはライフサイクルが存在します。長く愛されたサービスも時代と共に役目を終えて惜しまれながらクローズします。FacebookやTwitterのように、人と繋がる、言語化して発信するなど不変的な人間の行動をメインとしたプロダクトは息が長くなりますが、必死にそのポジションを奪おうとしている天才たちが何人もいるので、いつかは淘汰されてしまうだろうと思います。もしかしたら、姿形を変えて100年存続しているかも知れません。

昨今、このプロダクトライフサイクルの周期がかなり短くなっているのではないかと考えています。その要因は様々あると思っていますが、情報過多、モノが溢れた世の中において、今を生きる僕らの感性は移り変わり、インターネット上でプロダクトを創るハードルはどんどん低くなり、スタートアップに流れる資金が増えてるということもあり、長年運営されたサービスをプロダクトアイデアとマーケティングの力で、数年で足を掴むことができるようになりました。

しかしながら、海外のプロダクトではGoogle、Facebook、Twitter、Instagram、Spotify、Slack、Netflix、Uberなど10年を越えて運営され、時代に沿って形を変えていくプロダクトもあります。人生で何度もそのようなプロダクトを創りたいと思っています。もちろん、グローバルでも戦っていきたいと思います。

プロダクトマネージャーは天職

プロダクト開発が大好きで、去年「プロダクトマネージャー」という役職に出会ってから、天職だと思っています。プロダクトマネージャーはプロダクトの成功に責任を持ち、執念を持ってプロダクトを成長させる役割であり、自分の指向性に合っていると思いました。

自分はこれまでエンジニアリングに強みを持ってきました。プロダクトマネージャーとして、エンジニアリングに強みを持っていることは色々良い部分もあるけれども、それだけでは勝てないことを痛感しています。プロダクトマネージメントは総合格闘技です。

ビジネス、デザイン、テクノロジー全ての要素でトッププレイヤーでいる必要はないと思いますが、一つ一つを深く理解し、判断し、意思決定できるレベルまではスキルを上げたいと思っています。

今まで、テクノロジーの一点突破だったものをしっかりとした実力を身につけていくことで、プロダクトマネージャーとして強くありたいと思うようになりました。それには、銀の弾丸はなく、実践で地道に培っていくものだと考えています。

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