音楽がすごく自然に溶け込んでる感じがしてよかった

「SNSに投稿された曲がきっかけで歌手になった」
というニュースをみた

一連の流れはわからないが、何気に歌った鼻歌をギターで弾いてSNSで流したら反応あったから配信したということらしい

その曲についてはなんとも思わなかった
なので、それについて批評めいたことをしようということではない

すごく身近な日常のことを歌っていて
それは友達にしかつうじないくらいの近さのある内容だった

でも、こういうことって共感するよな
という内容でもある

共感からのヒットあるあるだけど
なんだか、これってフォークソングだよなって思った
まぁ、ギター一本だし、曲調もフォークソングなのだけど
60年代〜70年代のフォークもこんな感じだったと思う

それまでの作品としてのワビサビみたいのではなくて
俺お前口調で社会や政治のことを歌う
君僕口調で愛や恋を歌う

時代は違えど同じことをやっている
と言いたいわけではない

なんというか
時代が変わってテクノロジーが発展したからこそ
そういった身近な歌を簡単に発信できて
すごく身近なものとして聴くことができるようになって
歌の力がすごく発揮されているように思う

80年代〜90年代は、音楽をマネーゲームに使いすぎた感じがすごくある
そういう時代だったからなのかもしれないけれど

21世紀に入ってもう20年も経つけれど
音楽をやるにはすごく良い時代のような気がしている

お金にはならないし、食ってけないし
ヒットとかそんなことはないかもしれないけれど
そんなものはそもそもまやかしで

純粋に音楽のあるべき姿のようなものがあるのだよ
たぶん
そう信じたいだけかもしれないけれど

音楽がすごく自然に溶け込んでる感じがしてよかったんだ
という話

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