音楽とテクノロジーとアナログと
音楽とテクノロジーは二人三脚で発展してきた
テクノロジーと言えば、エレクトロニクスやITといったイメージが浮かぶが、楽器も立派なテクノロジーの産物である
とはいえ、もはやエレクトロニクスを使わない音楽も限られている
音楽を聴く媒体はもちろん、ライブやレコーディング、音楽制作もほとんどがパソコンを使う
かくいう僕も音楽制作をパソコンで行っている
パソコンでで制作を行う場合、ソフトウェアを使用する
このソフトウェアが、定期的に新しいのが出るのだ
少し前までバージョンアップ版が出されていたが、最近などランニングコストで月々定額制になってしまった
これは、音楽以外のデザインなどでもそうらしい
バージョンの上げようがなくなってきたので、定額で稼ごうというつもりらしい
それは良いとして、僕はこのソフトウェアの更新をほとんどしない
ハードウェア時代からあまり機材に興味がなかったのだが、ソフトウェアになってもやはり興味はない
長年使用しているソフトがあるのだがバージョンは数年前のままで、ネットなんかで最新版をみるとバージョンがとんでもなく進んでる上にデザインまで全く変わっていたりして驚く
見ていると使いやすさや音質、できることが随分と良くなっていて、バージョンアップしたくなる時もある(笑)
結局しないことがほとんどだが、それには大きな理由がある
こういうものは更新され続けるし、イタチの追いかけっこみたく新しいものを覚えたらまた新しいものが出る
みたいな感じで、結局ソフトの使い方のスキルが上がるという感じになる気がするので気が進まない
それはそれを専門にしている人にお任せしておいて、必要な時はそういう方に頼めばいいかな
という感じ
僕は作ることがメインだし、そもそもどんな条件下であっても自分の音を作るというのがホンモノなんじゃね?といきがってみせるのである
と、言いながら、最新のものを目の当たりにすると
「おぉ、すげーじゃん!ほしい、、」
となったりもするのだが、、
アナログに音楽の勉強をし、音や音響、発想を磨くことが何よりも大切でそういったスキルはどんな状況下に置かれても自分の音楽を表現できると信じている
こういうとカッコつけすぎているようだが、実際に素晴らしい一流の方々はそうだと思っている
モノに依存したり、あれがないからできない
というようなことをできるだけ避けたい
目の前に何もなくても音楽を作ることができる
そういう人でありたいと思う
口ほどにまだまだ理想には遠いが、気持ちだけはそう思っている
マンガの中で一番大好きなマスターキートンもSASでサバイバルのプロフェッショナルで、どんな戦況下でも身の回りにあるものを武器にしてしまうというすごい人だが、ひょっとしてこの影響なのか…(笑)
一応、それをなんとか実現しようともがいているのがこれ(笑)
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