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防災とキャンプ

KUMA・PRE には、町内外のイベント告知のチラシやポスターが沢山置いてあります。

その中で、こんなチラシを見つけました⬇️

『災害に役立つサバイバルスキルを学ぼう!!』
この言葉に惹かれて、早速『大熊町ふるさと未来会議』へ取材を申し込むと快諾していただきましたので今回は、

『大熊デイキャンプ』


の様子をレポートしたいと思います😊

2023年2月23日。大熊町は快晴でした🌞
午前10時集合。
まずはメンバーの自己紹介から。

野外活動前の準備運動。
モルックで楽しく身体を動かします🤗

モルック、ご存じですか?楽しいですよ~😆

身体も心も温まったところで、いよいよ『災害に役立つスキル』を学ぶ時間となりました。

1つめは『火起こし』です🔥

『ファイヤースターター』
と呼ばれる道具を使っての火起こし体験です❗

ファイヤースターター⬆️

ファイヤースターターとは、その名のとおり火を起こすための道具。「ロッド(ファイヤースチール)」と呼ばれるマグネシウムやフェロセリウム(鉄とセリウムの合金)の棒を、「ストライカー」と呼ばれる角が立ったもので擦ることで火花を散らし、火口に着火させる仕組みだ。この2つをセットにして、ファイヤースターター、もしくはメタルマッチと呼ばれている。

昨今のアウトドアブームで、キャンプに興味を持ち始めている方も多いかと
思います。
『キャンプ芸人』とか『キャンプ系YouTuber』と呼ばれる方が増えていますし、各種SNSへのキャンプに関する投稿数は増加しています。
ですので、この『大熊情報note』読者の方の中でも、『ファイヤースターター』を知っている方は多いかも知れませんね😊

まずは火口作り⬇️(『火口』とは、ファイヤースターターや火打ち石により熾した火花を小さな炎に成長する際に使用する、いわゆる「燃えやすい着火剤代わりとなる素材」です。)

麻糸をほどいていきます
完成品がこちら⬆️(満面の笑み、いただきました😊)

次に、小枝を集めて火口の完成。かまどに持って行き、いよいよ着火です。

参加者の男の子も真剣!
さわちゃんも着火成功です❗

火のありがたみが分かったところで、次は
『パッククッキング』
に挑戦です❗

時短にも非常時にも!パッククッキング
災害時には、水やガス、電気などのライフラインがストップすることもあるので、自宅に水やカセットコンロを備えておくことをおすすめしています。
水道が使えない状況では、水はとっても貴重品。でも、料理に使ったりして体に摂取する以外に、茹で湯として使ったり調理器具を洗ったりと、普段何かと使う場面は多いはず。そんな水を節約できる調理方法が「パッククッキング」です。
パッククッキングとは、耐熱性のポリ袋(※)に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法です。普段の食品が使えること、加熱に使った水が汚れないので再利用できること、袋に入れたまま食器によそえば食器が汚れない、などのメリットがあります。
※耐熱性のポリ袋をご使用ください。

農水省HPより抜粋
まずはお米を炊きました🍚

出来上がるまで約30分。
その間に、お昼ご飯のBBQが始まりました。

キャンプと言えばBBQ!焚き火の中では焼き芋も出来上がっていました~😆

そろそろご飯が出来上がる時間です。
さて、出来映えはどうかな・・・?

なんと❗❗

ポリ袋で湯煎したとは思えない出来映えです❗❗
火の通りも味もバッチリ❗❗
めちゃくちゃ美味しかったですよ😆

食後、パッククッキングでおやつの時間用に『蒸しパン』を作ります🍞

蒸しパンが出来上がるまでの間、次の学びです。

災害時、最も必要なモノの一つである
『水の確保(水の濾過)』
を学びます。

説明書を見ながら真剣モード
1個目の出来に納得がいかずにリベンジ中!今度はどうかな?

出来上がった皆さまの濾過装置がこちらです⬇️

右から2番目がリベンジ作品(右から3番目がリベンジ前)

皆さん、初めてなのにとても上手に出来ています❗❗
(一番右はプロのもの。こんなにも濾過できるとは🥸)

頑張ったあとのご褒美は、パッククッキングで作った蒸しパンです😊

見事な出来映えにみんなで撮影会です📸もちろん、味も美味しく出来上がっていました🤗

こうしてワイワイと楽しみながら、災害時に役に立つスキルのお勉強も出来て大満足な1日でした😊

『大熊町ふるさと未来会議』とは、役場の有志の皆さんによって結成されているそうで、今回の『デイキャンプ』を企画したチームの他にも『麻雀チーム』と『子供交流チーム』があるそうです。

次は別のチームのイベントにも参加してみたいです😊

次回が楽しみです❗❗



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