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おおくままちの"おもせ〜ひと"

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「おもせー」とは、大熊町の方言で「面白い」という意味。 ・大熊町で新しいことをはじめる人 ・大熊町でユニークな活動をされている人 ・町外出身にも関わらず、大熊町に強い思いのある… もっと読む
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逆境を力に。町唯一の商店だからこそ、届けられる"ときめき"【おもせ〜ひと vol.14】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 14人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、鈴木真理さんです! 2021年、大熊町大川原地区に、商業施設・宿泊温浴施設・交流施設の3つの施設からなる交流ゾーンがオープンし、人々の交流拠点がつくられました。 今回お話を伺ったのは、交流ゾーンの中にある商業施設「おおくまーと」で生活用品・雑貨を扱うお店「鈴木商店」を営む、鈴木真理さん。 そもそも、コンビ

「やってみればって、応援したいんです」。皆でつくる町を目指して【おもせ〜ひと vol.13】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 13人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、福島県大熊町在住、東京電力にお勤めされている金井さんです! 金井さんを紹介してくださったのはこの方▼ 金井さんも、愛場さんが所属されている「平馬会」(平馬会について、詳しくは愛場さんの記事をご覧ください🔍)のメンバーのお一人だそう。 東京電力の社員として、廃炉作業に携わりながら、地域のお祭りやイベントに、積

避難指示解除と共に、東京から大熊町へ。とにかく楽しい移住ライフ【おもせ〜ひと vol.12】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 12人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、2022年7月末に大熊町へ移住された近藤佳穂さんです! 昨年6月30日に避難指示が解除されたばかりの地区に、7月に東京から移住された近藤さん。 実は大熊町では、近藤さんのように、復興公営住宅や再生賃貸住宅、東電の社員寮などが集まる大川原地区以外の場所に住んでいる方、なおかつ元々大熊に家があったわけではなく、県

「未来を感じたんです」。可能性とワクワク感が移住の決め手。【おもせ〜ひと vol.11】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 11人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、大熊町への移住希望者、坂本道子さんです! これまで、大熊町ご出身の方へのインタビューが多かった「おもせ〜ひと」ですが、今回は、大熊町への移住希望者の方へインタビューさせていただきました! 大熊町に初めていらっしゃった時に「ビビッ」ときて、そのたった1回で大熊町に住みたい!と強く思うようになったという坂本さん。

芸術を通して、みんなが安心できる空間をつくる。【おもせ〜ひと vol.10】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 10人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、福島県大熊町ご出身、おおくままちづくり公社で働かれている、佐藤真喜子さんです! 今年の9月に開催された、なつ祭りinおおくま2022内で行われたアートフェス、「くまフェス」の企画立案者でもある真喜子さん。 「人生の中で演劇をやっていく」と決意していた矢先、コロナウイルスの影響を受けて、その道を一時停止せざる

町へ戻る理由はただ一つ。「自分ちだから、帰るしかないでしょ」【おもせ〜ひと vol.9】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 9人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、福島県大熊町ご出身、町内のいちご栽培施設、ネクサスファームおおくまで働かれている、佐藤信康さんです。 信康さんに数珠つなぎをしてくださったのは、7人目にご紹介した木幡さん。 ▼木幡さんのインタビュー記事はこちら また、信康さんは6人目にご紹介した、佐藤亜紀さんの旦那さんでもあります! ▼佐藤亜紀さんのイン

元々いる人も、これから来る人も。みんなの笑顔がたえない町に【おもせ〜ひと vol.8】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 8人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、福島県大熊町ご出身、町役場で働かれている愛場学さんです。 愛場さんを紹介してくださったのは、この方。 以前、インタビューさせていただいた佐藤亜紀さんです。 亜紀さん曰く、愛場さんは「大熊の宝」なのだそう。 私たちが「おもせ〜ひと」の企画で、インタビューする人を探している際、亜紀さんの他にも多くの方に「愛場さん

"今まで"にとらわれない。町役場から吹かせる、新しい風【おもせ〜ひと vol.7】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 7人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、福島県大熊町ご出身、町役場で働かれている木幡将之(こわた まさゆき)さんです。 木幡さんを”数珠つなぎ”してくださったのは町役場の方々。 8月頃、役場で行われた会議に出席させていただく機会があり、その際、役場の方に「おもしろい人知りませんか?」と聞いてみたところ、最初にお名前が上がったのが木幡さんでした。

「一生ここにいたい」 出会った町の人の強さと優しさに惚れて。【おもせ〜ひと vol.6】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 6人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、2019年4月に大熊町へ移住し、大熊町をフィールドに幅広く活動されている佐藤亜紀さんです。 「おもせ〜ひと」の連載をはじめるにあたり、「誰にお話聞くと良いですかね?」と色々な方にお伺いしたのですが、どなたに聞いても真っ先にお名前が上がったのが亜紀さんでした。 とっても気さくなお人柄で、町やイベントでお会いする

移住のターゲットは"イノベーター"、ここは未来広がる町。【おもせ〜ひと vol.5-2】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 今回ご紹介する”おもせ〜ひと”は、前回に引き続き、おおくままちづくり公社で移住促進のお仕事をされている山崎大輔さんです。 ⏬山崎さんのインタビュー記事前半はこちら⏬ 移住促進は人口が減少し続ける地方の自治体に共通する課題ですが、大熊町は8年間人が住めなかった地域。 一筋縄ではいかない移住促進にどのように取り組むのか、町に集まるのはどのような人たち

豊富な海外経験を経て、縁もゆかりもない大熊へ飛び込んだ理由【おもせ〜ひと vol.5-1】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 5人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、おおくままちづくり公社で移住促進のお仕事をされている山崎大輔さんです。 山崎さんの勤務地は大熊町移住定住支援センター。 震災前は児童館だった施設で、体育館は町の歴史や文化を紹介する展示スペースとして活用されています。 インタビューが始まる前、山崎さんにパネルを使って町の紹介をしていただきました。 山崎さんは

「サイバーボッチャを広めたい」大熊町にやってきた、2人の大学生【おもせ〜ひと vol.4】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 4人目に紹介するのおもせ~ひとは、大熊町で学生インターンとしてサイバーボッチャの普及活動を行なっている、鈴木亮太さんと天野友貴さんです。 2人は、大学の夏休みを利用して1か月間大熊町に来ています。 震災を経験し、福島の復興に協力したい鈴木さん。 自身も障がいがあり、スポーツを通じて障がい格差をなくしたい天野さん。 2人はなぜ大熊町に来たのか、なぜ「

大好きな花で、高校時代を過ごした大熊を彩りたい【おもせ〜ひと vol.3】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 3人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、大好きな花で大熊の盛り上げを考えるTさんです。 ジモットワーカーのお茶会で紹介していただきました。普段はzoomで町の様子などを情報交換されているそう。私達インターン生も温かく受け入れてくださいました。 大熊で過ごした高校時代や、大好きな花で町を彩りたいという思い。大熊町の交流スペース「クマプレ」で計画中のワー

「大熊の実家に帰りたい」妻の思いを支え続ける、元自衛官。【おもせ〜ひと vol.2】

福島県大熊町の”おもせ〜ひと”(=面白い人)を数珠つなぎ形式でご紹介するインタビュー企画「おおくままちの”おもせ〜ひと”」。 2人目にご紹介する”おもせ〜ひと”は、大熊町の交流スペース、「クマプレ」に勤務されている、吉田喜一さんです。 インタビュー開始前、席についた途端「私は何もしていません!」と1人で「取調べごっこ」を始める、そんなお茶目な一面もある喜一さん。 (喜一さんのお茶目な一面が垣間見える過去の記事がこちら:https://note.com/okuma_tow