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打ち切り漫画家、『ハナカク』続編はネームで連載することを思いつく

どうも、伝説の打ち切り漫画家・松井勝法です。

新年あけましておめでとうございます。
皆さま、お雑煮には丸餅ですか?切り餅ですか?
ぼくはもちろん打ち切り餅です。


✿✿✿

さて、今回は『ハナカク』の続編制作について新たなアイデアが浮かびましたので、こちらの『打ち切り漫画家2.0』で共有させていただきます。

現在『ハナカク』は著作権フリー化や各投稿サイトでの無料配信など、認知向上と新規ファンの開拓を進めておりますが、そこから具体的な続編制作のプランはクラウドファンディングを念頭に置きつつも、未だ思案中でありました。

ちなみに『ハナカク』の無料配信先は以下の9サイトです。

あ!最後のは2月オープンのコミックアプリ『モチコミ』でスタートするぼくの新連載、マンガde安眠サプリ『まいにちおはよき』でした!

すいません、格闘技漫画と全然違う"女の子二人が織りなすルームシェア・ストーリー"がうっかり混ざってしまいました(^_^;)

あ、でも『ハナカク』もこちらのコミックアプリでも配信予定なので、計10サイトでの配信となります。

さて、ステマが無事済んだところで本題に戻ります。

『ハナカク』の続編を具体的にどういうプランで進めていくか。
クラウドファンディングを念頭に置きつつも、新たに思いついた案が
クラウドファンディングの前にネーム連載を始めるでした。

クラウドファンディングの順番を改める

当初『ハナカク』は全方位投稿で新規ファンを開拓しつつ、制作期間が確保できる頃合いを見てクラウドファンディングで資金調達、続編制作開始———と考えておりました。

出版社の投資(原稿料)に頼らず、クラウドファンディング(予約販売)で読者さんから直接事前購入してもらい、その集まった資金で漫画制作を開始するというスタイルは近年増えつつあります。

BtoB(作家→出版社)ではなく、BtoC(作家→読者)の構図です。
この制作スタイルは、今後さらに増えていくと思います。

このパターンに『ハナカク』を当てはめると

『ハナカク』の続編(5巻)を作りたい!プロジェクトを立ち上げる

事前購入してもらう

集まった資金で制作開始

完成。支援者にお届け

となるわけですが、一方で
まだ形のないものにお金を先にいただくって、なかなかのプレッシャーと責任感が伴うよなーと思ったりもするわけです。

もちろん資金調達に成功したら、絶対に作るし作らないといけないんですが、いかんせんこれから作り始めるものなので、期待に応えるものができなかったらどうしようとか、ガッカリさせてしまったらどうしようとか、制作に時間がかかって待たせてしまったらどうしようとか、そんな不安もよぎるわけです。
(支援者さんは、それも込みで応援してくれるのかもしれませんが)

そしてぼくも曲りなりにもプロなので、お金をいただくからには満足していただける作品をお届けしたいと思うわけです。

それが保証できる前に、続きを描きたい!っていう作家の熱意だけで資金を募る、それも決して低くない金額を。

この点にクラウドファンディングを計画しつつも、どこか踏み切る勇気が持てずにいる理由がありました。

打ち切り漫画家な上に小心者なんです、ぼく。

そしてもう一つ、ぼくはこの『ハナカク』の続編制作にあたってやりたいことがありました。

インタラクティブ(双方向)な漫画制作です。

ただぼくが一人で描いて届けるのではなく、
例えば「こんなキャラ出そうと思うんだけど、どう?」とか「こんな展開考えたけど、どう?」みたいな設定段階のプロットを投げかけて、そこにいる読者さんと「じゃあ、あーしたらいいんじゃないか」「こーしたらいいんじゃないか」なんて、双方向に意見を交わしながら一緒に『ハナカク』という漫画の創作を楽しむコミュニティが作れたらいいな、なんていうビジョンもありました。

同時に、出版社を経由せず個人で制作するため、そこで抜け落ちる編集者目線(客観的視点)の補足という狙いもありました。

そんなインタラクティブな漫画制作コミュニティはオンラインサロン(月額会員制の非公開チャットルーム)で——なんてぼんやり考えていたのですが、これもどこかしっくり来てない自分がいました。

そもそも、そこに参加してくれる人がどれだけいるか不透明だし、大人数になった時の意見の集約や運営が簡単ではなさそうという予想が先立ちます。
(ちなみにぼくは、キングコング西野さんのオンラインサロン『西野亮廣 エンタメ研究所』に所属しているので、内側からオンラインサロンの運営を勉強させていただいてます)

そんな、クラウドファンディングを成功させつつ、集まった資金にそれほど完成へのプレッシャーを感じず、それでいて読者も巻き込んで創作を楽しめる環境作り。

それを実現するために思いついたのが、冒頭でお伝えした
クラウドファンディングの前にネーム連載から始める。
だったのです。

ネーム連載から始めることのメリット

ネームとは、原稿に入る前のストーリーが確認できる設計図(絵コンテ)みたいなものです。

こちらは新連載『まいにちおはよき』のネームです。
(初期なのでタイトルが違ってますが)

いかがでしょう?
内容は十分読めるかと思います。

もうちょい描き込むとこんな感じになります。
もちろんネームで公開する場合は、もう少し読みやすく画面は整理します。

まず何よりネームで連載するメリットは、制作コストが圧倒的に抑えられることです。

漫画制作にお金がかかるのは、これをペン入れして完成原稿にする工程です。
どうしても制作に日数がかかることと、それに伴う経費や背景を外注した際の人件費(アシスタント代)。
漫画家さんみな口を揃えて言いますが、単行本が売れないと本当に儲からないです。

ネームも全くお金がかからないわけではないのですが(資料代やその間の生活費など)、原稿まで完成させるよりは断然コストが抑えられます。

そして、その漫画が面白いか面白くないかはこの段階で判断できます。
出版社の連載会議もこのネームの状態で審査されます。

『ハナカク』の場合、続きが読みたいというリクエストがほとんどだと思いますので、ネームではありますがこれよって一定の要望には応えられるかと思います。

そしてまだネーム段階なので、これを読んだ読者さんからのフィードバックを得て、さらに内容を改善・修正することが可能です。
作家⇄読者で作品をより良くしていくインタラクティブ(双方向)な漫画制作ができるわけです。
(感想や意見が投稿できるメールボックスみたいなのがあると便利かも!)

こうして公開のたびにブラッシュアップされたネームが、書籍1巻分溜まったタイミングで「完成原稿と書籍化を目指す」クラウドファンディングを企画すれば、内容的にも保証された完成品をお届けすることができます。

小心者なぼくの、期待に応えられなかったらどうしようという不安も払拭できます。

そして何より
やはり読者さんにtakeしてもらう前に、作り手がgiveだろ
と思うのです。

ネームというgiveをまず先に示してから、それを完成原稿にするための資金、takeをいただく。
その順序でありたいなと思うのです。


いかがでしょうか。

ネームでオッケーであれば、取り掛かかる心理的ハードルの低さも大きなメリットです。
なので、さっそく『ハナカク』続編のネーム制作に取り掛かろうと思います!

今後の『ハナカク』は現在配信中の全方位投稿終了後、新装版として新たに4巻分が電子書籍化されます。
カバーも新しく描き下ろして新シリーズとして生まれ変わります。
(ここから5巻以降が続刊していく予定ですのでぜひお買い求めください!)

新装版『ハナカク』1~4巻の電子書籍販売後、続編のネーム連載を開始したいと考えております。
すぐかどうかはお約束できませんが(^_^;)
(すいません、『奥さんとぼく』と『まいにちおはよき』も同時に動かしておりますので…)

でも目途が立てば、1話30p前後の月イチペースで更新していければと思います!
ネームによる『ハナカク』の月刊連載です。

そしてもう一つ。

この『ハナカク』続編ネームは1話数百円の単話売りにしようと思います。

販売先はここのnoteで有料版にしたり、BASEの『奥さんとぼくのショップ』やboothの『ハナカク素材ダウンロードページ』でもデータ販売したいと思います。

なぜ有料なのかと言いますと、
ネームとはいえ単純にコストゼロではないのと
一般公開前のネームなので、読んだ感想や忌憚のない意見をしていただける『編集者になれる権利』も付加するからです。

ですので、続編の2話目以降は続編1話目の修正版とのセットにする予定です。
つまり、続編1話目を読んで感想や気になった箇所の指摘が、続編2話目購入の際にどう修正されたかも確認できます。
ネームの初稿と二稿が読み比べられる体験も『編集者になれる権利』ならではかと思います。

もちろん、読者として読むだけの購読もオッケーです(*^_^*)

感想や意見を投稿できるシステム構築など、これからの準備も多々ありますが、まずはネーム連載で『ハナカク』の続編をお届けしていきたいと思います。

ぜひ忌憚のない意見や感想をご投稿いただき、『ハナカク』のインタラクティブな漫画制作にご参加いただけたらうれしいです!


✿✿✿

最後に

こちらの『ハナカク』第1話の初期ネームを有料コンテンツにしてみました。
(この記事の最後でご購入いただけます)

まだメガネをかけてて、小さくもない試行錯誤中の花夏です。
小春も登場しますが、今とキャラが違ってます(^_^;)
でも『強くなりたい』というテーマはこの段階から息づいています。

こちらは『編集者になれる権利』は付加されておりませんので200円とさせていただきます。
もしよければ完成品の『ハナカク』第1話と見比べてお楽しみくださいませ。

【Kindle版『ハナカク』無料配信中です!】
ダウンロード数に応じてAmazonさんから分配金が支払われます。
『ハナカク』続編制作に向けて心強い支援となりますので
ぜひぜひダウンロードよろしくお願いいたします!
全冊にここでしか読めないおまけ漫画収録してます(*^_^*)


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打ち切り漫画家、『ハナカク』続編はネームで連載することを思いつく

打ち切り漫画家2.0 松井勝法

200円

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読んでいただきありがとうございます。 こちらからのサポートは、ありがたく『ハナカク』続編の制作資金とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

ありがとうございます!次回もがんばります(*^_^*)
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