【2020年】 読書関連の方針について

私にとって2020年は読書にハマってから10周年目となります。

とある本を読んでから、

本は、

・借りない
・貸さない
・売らない

を信条に9年間読書してきました。


基本併読で同じ本は滅多に読み返さない。
新しいモノ好きなので、熟読よりも多読派。


あんまり人に話す機会も趣味もなかったので、
黙々と一人で読んでばかりいました。


そんな中、とあるキッカケがあり、去年からTwitterを開始。
読書記録を残して、共有してみることにしました。


するとおかげさまで、
本当に多くの本好きな方と繋がれて、
毎日楽しく過ごせています。


それに。


3年前からやってみたい!と
思っていた読書会も主催できました。


あまり人付き合いの多くない私にとって、
Twitterは共通の趣味を持つ友人の集まる
部室のような場所。


かけがえのない唯一無二の場所になっています。


話は戻り。


記録をとってみるとわかったことがあります。


「思った以上に無駄な本を読んでいたな」と。


買うまでもない本もたくさんあり、
もっと大事な本に集中すべきと思いました。


元々、本に対しては予算上限なく買ってきました。


が。


結果、選別の基準が年々甘くなり、
ついに置き場がなくなりパンクしました。



年間購入額みると・・・


ちょっと削減しようかなと思うわけです。


そこで、これまでの9年の経験を踏まえ、
2020年の基本方針としては、
「量」よりも「質」を重視します。


具体的には、
「再読」と「古典」を中心に読書します。


『読書について』でおなじみのショーペンハウアーもこう言ってます。

「良書を読むための条件は悪書を読まないことだ。なにしろ人生は短く時間とエネルギーには限りがあるのだから。」


実は、世界最強の速読術は悪書を掴まないことなのです笑


■再読について


「再読」はひとことで言うと、
読書した者だけが得られるボーナスタイムです。


人生繰り返せたら良いのになと思うことはありませんか?
再読はそれに近い。


すでに一度読んでいるので、再度読むべき本かどうかわかります。


かつ


再読なので読む時間も初回ほどかからない。


かつ


既に購入しているので費用もかからない。


吉野家がうらやむほど、
・(質が)良い・速い・無料
の三拍子揃ってるのが再読なのです。


過去の自分の残した遺産を再利用するしかありません。


■古典について


古典と聞くと岩波文庫のように堅苦しいイメージがあるかもしれません。
私もその印象です。


当然読むのに時間はかかるし、難しいので大変なのは大変です。


しかし、古典には通常の本と比べて、
読了後に強く残る”毒”のような力があるのです。


世の中を見るときに、古典が良質なフレームワークを
提供してくれて理解が進むようになる。


個人的にはこの瞬間がたまらなく好きなので、
古典はたまに読みたくなります。


美味しい薬ではありません。
良薬は口に苦し。といいますが、
古典は脳に苦し。だがその毒が記憶に残り、自分の血肉となる。


そんな感じです。


で。


そういう世間的で言われる古典も読みますが、
今回私にとっての古典は以下のように定義しました。


私にとっての「古典」とは、

「10年後も読まれているであろう本」を指します。


何が古典か論争はさておき、今の自分が判断して、
10年後も読まれてるであろう本を中心に読んでいきます。


まだ数日しか経ってませんが、
量より質を重視した読書はたしかに残るものがあり、
非常に充実していて良い感じです。


■最後に

長く書きましたが、ようやく年始の目標を明文化できました。
2020年も皆さんと一緒に良い読書ライフを送れたら嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。

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