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17冊目*うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ(caho)

うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ https://amzn.asia/d/bVZ7m3N

<本の説明>
世界中が敵に見える夜、つまずいたとき、立ち止まった時、迷った時、たくさん頑張る人に贈る、甘くて優しい言葉のエッセイ。

<感想>
コンビニのレジ横にある一粒チョコを買う。限定の味だったり、懐かしい味だったり、それを一口で頬張る。それは、だいたい落ち込んだ時だ。

愚痴を言おう!と決めた時は、大抵そこそこ元気がある。意気込んで人に会うのだから。その気が1ミリも出ない時は、早く帰って布団に潜りこみたいものだ。

しかし、歳を重ねればそうもいかない時もある。
そういう時に、好きなものを食べたり、飲んだり、聴いたり、読んだり、見たり…とにかく自分を甘やかそう!

そう優しく語りかけてくれる一冊だった。

甘えるな!と何度となく言われて(時には言って)来た身ではあるが、それに輪をかけて、最近の人々は自分にも他人にも厳しすぎやしないかと思う。

「みんな」というと語弊が生まれるかもしれないが、SNS上で繰り広げられている言葉たちが、ストイックすぎると感じる。そうあるべきだ、という考えに溺れそうになった時に、本書を開きながら好物を食べる楽しみが増えた。

「うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ(Caho)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4046057041/ #読書管理ビブリア

読書管理ビブリア

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