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『Au pair』 コロナウイルスとアメリカ

3月8日の夜。ホストキッズたちが、"休校になった!休校になった!"と大騒ぎ。仕事も終わった時間で、ホッと一息ついていたタイミングでの知らせ。

もちろん真っ先に考えたことはただ一つ、、

わたしは一体何時から何時まで働くのだこの1週間?!と。(笑)


さて、今わたしはNY州の郊外、マンハッタンから50分くらいの郊外で、オペアとしてホストファミリーと共に暮らしております。オペアとは何ぞや?と思った方は、コチラから。

そして今、世界的にパンデミック化したコロナウイルスによっていろんな方面から様々な出来事が明るみになっていることでしょう。
このような貴重な体験を、不謹慎ではあるかと思いますが、ここアメリカで迎えれることは光栄だと思っています。

学校が学級閉鎖になった理由として、ホストキッズの通うミドルスクールの教員にコロナ感染者が出たのが一番の理由です。この地域には数多くの学校が在校してますが、ほぼ全て(知ってる限りミドルスクール、ハイスクール、カレッジ、ユニバーシティ)が休校になったようです。やはり感染者を増やすまいと取った対応だと思います。

そして、今週水曜日には学校側から"E- Learning"というオンラインによる授業が早くて来週月曜日にスタートするとのお知らせが。

何と対応の早いこと、、

一方日本はというと、とりあえず休校にさせたもののオンラインによる授業も無ければ、卒業式すらも中止という何とも無残な対応。

ホストペアレンツはどちらも外科医なので、リモートワークは不可能。なので仕事は休まず毎日行かれてますが、会議やミーティングは尽く中止。
その代わりZoomなどでオンライン上で行われるとのことで、その対応や連絡でホストパパのiphone は鳴りっぱなしでした。

そして水曜日、ついに隣の町が隔離地域に認定され、国家警備隊が街に配属され、日夜監視するとのニュースまで。

もちろん子供たちは習い事はともかく、一切の外出禁止を余儀なくされ、毎日朝から夜までどう過ごそうか、、と頭を抱えていましたが、何と"E- Learning"が、早くて木曜から始まるとの知らせが!

本当に何においても、オンラインで済ませれる時代なんだなぁ、、と、実感した瞬間でした。

まだ子供たちの取っている授業は配信されてはいないので実際の"E- Learning"を見てはいないですが、実に興味深いものです!どのような授業の進め方、質問や意見はできるのか、また宿題や課題等も気になります。

そのうち"E-Test"や"E-Interview"なるものが主流になる流れも、世界的に見てありえるかもしれません。

リモート社会について行かなくてはならない、そんな時代に取り残されるのは果たして高齢者だけだろうか、、今や一人一台は何かしらのデバイスを所持している時代で、時代の流れに取り残されないように生きていくのは大変です。
自分の親世代もそうですが、貧困層はどうだろう。オンラインクラスが出来るのは一部の私立校だけなのか、では公立の学校は?
家庭では誰が子供の家で面倒を見るのか、国はその分の保証をしっかり取ってくれるのか?
いろいろ気になる部分はありますが、技術は進んでいる今の世の中で良かったと思うし、もっと活用し、国を、世界をよくしていけたらどれだけ素晴らしいことだろうと思いました。

皆さんもどうぞコロナやインフルに気をつけてお過ごしくださいませ。。

P,S
先ほど日本のエージェントの方が、オペアの渡航60日間停止命令が国務省より発表されたと報告を受けたそうです、、
どこの国からもアメリカに入国ができないみたいで、これから渡航予定のオペアさん達は不安だと思います、、わたしみたいにギリギリの方などは特に、、
それでも絶対事態は落ち着くと思うし、何より身の安全の方が一番大切なので、これからも諦めずに時が来るのを待ちましょう。
今のこの待ち時間でできることはきっとあるはず!です!
なので頑張りましょう!!

それでは!


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