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31.5.2020

あーもう5月も終わっちゃった。
きっと一ヵ月なんてあっという間だから、2020年はもうすぐ半分終わっちゃう。
なんだかほんとにコロナコロナな年で、まだ少し現実なのかな?って不思議な気持ち。

今年いっぱいで日本に帰国してしまう友だちとごはんを食べてお茶してピアスを買うのにつき合ってもらって、今日も今日とて楽しい日だった。

彼女の娘さんの話から、果たしてうちの息子たちにも反抗期なるものは来るのだろうかという話をした。
なんだか全然来そうな気がしないけど、ある日突然来るのかな。
タイという国ではあんまりなさそうだなと思う。反抗期。タイ人男性は大人になってもお母さんが大好きなイメージだし、お母さんの幸せのために短期出家したりする。日本でいう不良のような子たちはまた別かもしれないけど、そういう子は大多数ではないし。
けんちゃんはなんかなさそうだよねぇと友だちが言ったタイミングで本気の猫の真似をする長男。

帰り道に寄ったスーパーで食パンをカゴに入れたら長男がいちごのジャムが欲しいと言ったので渋々買うことに。彼はごはん好きでパンなんてあまり食べないし私もトーストはバターだけが一番好きだから、我が家には基本ジャムはない。
買うときに「自分で好きなの選びなよ。食べないといやだから小さいのにしてね!」とリクエストしたら、小さな瓶をふたつ手に取って、どっちがいいだろう?と迷っていた。
試食はできないので見た目で選ぶしかない。
直感、という英単語が出てこなくて「feelingでいいんじゃない」と言ったら変な顔をされてしまった。だって間違ってるもんね。けれど燃えよドラゴンのあのセリフが大好きな私は「feelして」と言い直した。
そう言われた長男が、ふたつのジャムの瓶を両耳に当ててなにかを聞き取ろうとしたので思わず笑った。
少しして耳から離して、困った顔をするのもおもしろかった。何も感じなかったんだと思う。

子どもではなくなった彼がまだ想像できそうにないなぁ、と思った。


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