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1人でパリに行ってきた

正月休みを長めに取得して、1人でパリに行った。小学生の時に一度だけハワイに連れて行ってもらって以来、16年ぶりの海外となるらしい。 YouはどうしてParisに?行きたいか行きたくないかで言えば、海外に行きたいとは常に思っていた。しかし大学時代は部活動中心の生活だったし、大学院時代の国際学会や卒業旅行といった渡航チャンスは流行り病によって潰された。気がつくと日本しか知らない20代後半になってしまったのである。 そんな中、『パリ行ったことないの』という小説を読んだ。パリに憧

    • 不器用な人間にだって理屈くらい分かる

      「頭じゃ分かっていても 心が追いつかない」という歌詞が今若者たちの間で人気だ。 そんな中「頭じゃ分かっていても 手先が追いつかない」ことに苦しんでいる人間がいる。 その名も、シンデレラボーイではなく、奥田民生になりたいボーイでもなく、ただの不器用ボーイ(orガール)、すなわち全然「身体はシンプル」ではない人たちである。 ということで今回は不器用な人間に関するお話。Saucy Dogの話だと思った方、ごめんなさい! 何を隠そう、私は不器用な人間を20年以上やっているベテラン

      • 羊文学の好きな曲をただただ書くだけ

        この世で最も良くないことの一つに 「価値観の押し付け」 があると思います。 音楽においても同様と思っているので、あまり人に 「この曲聞いてみて!」 「これ絶対に〇〇好きだと思う!」 みたいなことを言わないようにしています。 逆に人からおすすめされた音楽で、本当に良いな、ハマったなという感情になったことがありません。 でも、、、、、、 そうなんですけど、、、、、 押しつけさせてくださいすいません。 私が20代に最もハマるバンドになりつつある 羊文学について、、、、、

        • 「貧乏人の経済学」を読んで

          タイトルの通り, 「貧乏人の経済学ーーもういちど貧困問題を根っこから考える」という本を読んだ. この本の著者であるアビジット・V・バナジー氏とエステル・デュフロ氏は2019年のノーベル経済学賞を受賞している. この本はいわゆる貧乏な人がどうして貧困から抜け出すことはできないのか,また抜け出すにはどのような施策に効果があるのかについて,現地での対照実験により深く洞察している. (ここでの貧乏な人とは,一般的に食べるものに困っている,簡単に治るはずの病気で多くの子供達が亡く

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