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2024年ユビーのBIメンバーの振り返り

こんにちは。おきゆき (@okiyuki99) です。2024年も終わりに近づき、ユビーの主にBI(データアナリストやアナリティクスエンジニア)メンバーと1年の振り返り(レトロスペクティブ)を最近行いました。振り返りでどのようなトピックが出たかについて、今年公開したブログ記事と合わせて紹介したいと思います。


Fun / Done / Learn での1年振り返り

今年1年間を楽しく・シンプルでわかりやすく振り返りを行い、来年に向けた活動に活かすため Fun / Done / Learn のフレームワークに沿って行いました。以下の3つの質問をベースに各メンバーが付箋を貼り、共有していくものです。

  • Fun(楽しかったこと): 1年間に楽しかったこと、モチベーションが上がったこと

  • Done(うまくいったこと): うまくいったこと、計画通りに進んだこと、目標を達成できたこと。社内ではWINとも言っています。

  • Learn(学んだこと): 改善点、次回に向けて活かせる教訓、新しく試してみたいこと

今回は1年というスパンでおこなったため、今年前半何してたっけ….?と自分は完全に忘却していたので、1年間にあったことを Notion AIを利用して簡単にサマライズしてもらい、思い出すステップを全員で行いました。ユビーのNotion AIは、社内のNotionだけでなくSlackやGoogle Driveにもアクセスするため、網羅性高い回答が得られるので、振り返りの事前準備にとても便利でした。以下でUbieで利用している生成AIソリューションを紹介していますので、ご参考にしてください。

その後でFun / Done / Learn を行い、Miro AIや社内で内製開発している生成AIツール Dev Geniusをもとに要約・インサイト・課題を抽出してもらいました。

実際に行ったFun / Done / Learn。テンプレートもすべてMiro AIに準備してもらいました。
全体的にややFunが少ない状況だったので、2025年はFunを増やすぞ!という話もしました。

Funに関するもの

生成AIのような新しい技術・ツール・分析技術を試して活用していることに関するものが上がりました。具体的には、BIツールであるLightdash・生成AIを用いた分析方法・非エンジニアがSQLを書ける取り組みなどについてなどです。「新しいデータを分析して、社内で発信して全員で盛り上がる!」といった社内のモメンタムを情勢できた取り組みもありました。個人的には非エンジニアにSQLをお寿司を元に説明できたのが楽しかったです。

Learnに関するもの

データモデリング・情報連携・ひずみ(課題)の発信の必要性・データの限界・データプライバシーや法務の知識に関するものが上がりました。ユビーのデータの種類やログ仕様の複雑性が増しているので、いかに利活用しやすい形でデータをモデリングしていくか・レイヤリングをどこまで担保するかなど、データの深い議論やメンバ間のナレッジ共有に以前よりも多くの時間を使っていることがわかりました。

また、データを作る側と利用する側での情報連携の仕方やプロセス化についての議論も増えました。ステークホルダーの多さや複雑性の高いプロジェクトが増えてきていることが1つの要因だと考えています。その他にもデータをビジネス活用していきたいものの、分析を通じて現状のデータの限界や今後取得すべきデータの種類や量などがより明確になりました。将来に必要な良い学びも得られたと感じています。個人的には、今年前半にデータプライバシーを担保する仕組みや社内へのデータプライバシー浸透を進めたことで、法務周りの新しい知識を学ぶことができました。

Doneに関するもの

プロジェクトの完遂・メンバーへのスキル装着や移譲の完了・最小工数でデリバリーができた実例・採用へのコミットメント・ユーザセグメント分析の組織への浸透などが上がりました。わかりやすい成果やプロジェクトをやりきるなどがDONEに繋がっていました。積極的に移譲していく・得意な人や適した役割に就いているメンバーに任せていくといったことを、各メンバが意識して行えていることも見えました。個人的には、今年後半からプロダクト側のデータ分析に自分のリソースをシフトし、他メンバーに役割の移譲を進めることができてよかったなと感じています。

2024年に発信したブログ記事での振り返り

2024年にBIメンバーが外部発信した記事を以下にまとめました。

比較的最近入社したBIメンバ間で今年は座談会を行いました。各メンバからのユビーで働く魅力や情熱について、生の声で語ってもらっています

今年MAUが1000万を超え、データ種類・質・量が大きく進展しました。結果、製薬事業およびプロダクト開発においても、データ分析の必要性が急激に増しています。各メンバーがデータ分析にフォーカスし、いかにデータをビジネス価値につなげるか?についての攻めの取り組みが増えた1年だっ
と思います。ユビー独自のRWD、製薬事業における複雑な要件を満たしたデータ分析、プロダクトグロースのための分析など、様々な取り組みが紹介されています。

上記のデータ分析を支える基盤開発も着実に進化しました。個人的にはBIツールのLightdash導入や浸透が大きく進み、今やユビーのデータ分析基盤の中核として位置づいていると感じます。また、爆速でデータをリリースできる仕組みやCI/CDの改良など、データエンジニアによる開発生産性の向上も大きく飛躍した1年でした。

生成AI×BI領域への活用も直近大きく進展しました。最近では週1度BIメンバーが集まってLT的に今週生成AIを使ってよかったことを1人1つ以上紹介し合う場を設けています。データ利活用における各業務プロセスの生産性向上に大きなインパクトが出せること・また生成AIを活用していく上での課題がわかった1年でした。

2025年に向けた取り組みを進めるメンバーを積極採用中です!

簡単にですが、2024年ユビーのBIメンバーの取り組みついて、Fun / Done / Learnによる振り返りと公開されたブログ記事を紹介しました。

2025年はユビーのBIチームは生成AIに大きく力を入れていきます。生成AIがデータ利活用における各業務プロセスにおいて大きなインパクトをもたらす蓋然性が高まってきたのでリソースをALL INしていきます。データエンジニアと連携して、業務プロセス化・自動化などを進めていきます。また各種生成AIツールを使いこなし、ベストプラクティス構築や人が行うべき業務の明確化もしていきたいと思います。

上記生成AIの活用に加えてこれまでどおりユビープラットフォーム全体のデータを俯瞰し、グロース戦略を考えるメンバーや、疾患や症状のヘルスケアデータ分析にフォーカスしたユビーRWDを扱うアナリストも現在積極的に募集しています。ご興味があればいつでもXのDMからご連絡お待ちしています!



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