Go Beyond my Comfortable zone!

2016年5月19日のFacebook noteからの移設です。)

本日、SBI Ripple Asiaの立ち上げとともに、代表への就任を発表いたしました。
SBI Ripple Asiaは、その名の通り、米国Ripple社とSBIとのJoint Ventureになります。 Rippleの各種ソリューションをアジアで展開するだけでなく、 ブロックチェーン技術などを活用し、日本やアジアでの独自事業も展開してまいります。
昨年10月のベリトランスCEO退任以降、行政の各委員や、大学教員、複数企業の取締役やアドバイザーなど、様々なチャンレンジを行いつつも、サバティカルに近い生活を送らせていただいておりましたが、SBI Ripple Asiaの立ち上げに挑戦することになります。
さて、この決断に至るまで、多くの方々から、暖かいお言葉に加え、過分なお申し出も沢山頂戴し、非常に感激することが多かったです。

ただ、やはり自分の中で、大きかったのは、北尾さんからのお言葉でした。 11年前、28歳の段階で、上場企業でもあったベリトランスの代表取締役に打診いただいたのは、経営者人生の出発点であり、いまの自分を形成しているといっても過言ではありません。 ぜひ、もう一度、ご一緒にビジネスをやってみたいと考えました。
もう1つの側面は、やはり挑戦を通じて、自分の領域を広げていきたいと感じたことです。
自ら切り拓いた業界で、社長在任も10年となると、様々な経験、人的ネットワークも充実し、 いわゆる人脈で仕事をすることが多かった。
もちろん、ありがたい話だし、否定もしませんが、 過去に住んでいる感覚があったのも事実であり、 やはり、未来に向かって生きたいと感じました。
金融審議会の専門委員を務めさせていただく中で、 銀行業務や銀行システムへの知見が乏しいことを実感していましたが、 Rippleについてもコンセプトは十分理解できても、 中身を深掘りしていくと、正直、さっぱり分からなかった。

加えて、もともと苦手としていた英語だと、余計だ。
ただ、ブロックチェーンはもとより、Rippleが提唱する "Internet of Value"というのは、まさにGame Changer だと確信している。
決して、快適ではない。しかし、苦しみながらも前に進んでいるのは、ヒリヒリした充実感があります。

実は、このSBI Rippleというのは、私にとって、フルタイムで参加する2社目の会社となります。 1社目であるベリトランスも、当初のサイバーキャッシュ立ち上げの頃は、振り返れば、全く同じであった。 ただ、ここで培った経験、そして、友人達とは、その後のアジア展開も含め、15年を超える付き合いを重ねさせていただいている。

ということで、ぜひ仲間を求めています。 我こそはという方、もしくは彼・彼女は、向くのでは?という方がいれば、 ぜひ自薦・他薦お願いいたします!!

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