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エルデネトの話

同期隊員の活動先見学の旅。今回はエルデネトについて綴りたいと思います。まずは場所の確認↓

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エルデネトはモンゴル北部オルホン県の県都であり、人口は約9万5000にん(2015年)と同国第3の都市である。ロシア人が多く居住しているせいかロシアの地方都市のようなたたずまいを見せている。町の歴史は新しく、1950年代に高鉱脈が発見されたことによっている。かつてはこの町の人口の半分はソ連人で、現在でもロシアの領事館が置かれ、住人の約10%はいまだにロシア人といわれている。『地球の歩き方 モンゴル 2017~2018』より

ということで、モンゴルの地方都市であるエルデネトは私の任地との大きな違いも見られると思い、行くのを楽しみにしていました。


ボルガンから乗り合いタクシーで40分ほど。

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到着してからは見える景色にいちいち都会!と騒ぐ私('ω')

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町並みはモンゴル風ではないかもしれません。ヒト・モノで充実している印象を受けました。

クリスマス前だったこともあり、巨大なツリーも。

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後ろには謎のディズニー宣伝。


町に感動しつつ、目的である同期隊員の活動先へ。

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私は学校配属なので1つの学校に拠点を置き現場に立ちますが、同期は体育隊員で巡回型の活動になります。今回は5番学校の体育の授業を見学させてもらうことに。

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見学したのは日本の中学生~高校生のバレーボールの授業でした。モンゴル人の先生がバレーボールの専門ということもあり、基礎体力をつける練習からボールを用いた応用練習まで行われていました。

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ただ人数が多い。モンゴルでは学校の生徒数が多い、授業数の関係からか2クラス合同で体育を行う場面を多く見ます。5番学校では2クラス合同で同じ授業を受ける(1人の先生が全員に指示を出す)ため、指示は通っていましたが、私の配属先の小学校では2クラスがそれぞれ別の授業を受けます。小学生+関係のない音が聞こえてくる=集中できない この構図なので先生方もやりづらいだろうな~と思ったり。

話は戻りますが、5番学校はボールの数も足りていて2人組で1つのボールが使えるなど設備や備品の面でも私の学校との予算の違いが見られました。

食堂もしっかりあって美味しそうなピロシキも!

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そしてモンゴル人の先生が同期隊員のことをすごく慕っている姿も見れてほっこり。「年明けから5番学校に通いなさい!」とスカウトされていました(笑)


 次の目的地ダルハンまでの半日コース見学でしたが、地方都市のきらびやかさを十分に感じた1日でした。
きっと私がモンゴルでも田舎の地域にて活動しているからか、【豊かさとは何か】【そこに住む人々は何を幸福として生きているのか】は同じモンゴルでも違いがあるのかもしれないと感じています。地方には地方の、都市には都市の良さがある。では、私がゴビで生活して感じるべきことは何だろうとなんだか考える時間が増えた気がします。



旅は色々深く考えさせますな~

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次はダルハンです。

ではでは。