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親との関係

親には感謝している。

自分を生んでくれて、また、健康で生きていてくれて。

ただ、うちは多少、複雑な家庭環境のため、

親を憎むといったこともあった。

感謝しつつも、今もわずかながら、

完全には憎しみは消えていないかもしれない。

今でも、愛や承認に、ほんとに、飢えてる。

それはおそらく、ほとんどの人も変わらず同じだと思う。

「もう親を理由にして生きていける時は終わったんだ。」

自分の親を毒親だとよんでいた時に比べ、

実際に毒親とよばなくなり、感謝もめばえてきた頃から、

わずかながら生きやすくなってきた。

もがいた。もがきに、もがいた。

「今の自分ではいけない」、「変わらないといけない」、

そんな念に駆られ、とかくもがいた。

色々な本を読んだ。毎日、親とも喧嘩した。言い争いをした。

そして、家庭環境が、複雑になっていたのは、自分のせいではない。

家庭環境を決めたのは、親なのだ、とわかった。

自分ではどうにもならないことだったんだと知った。

「なぜ、こんな過酷な家庭環境に生まれたのだ!」

「自分は悪くない!」 なのに親は「あなたが悪い」という。

どっちが悪いか、正しいか、そんな喧嘩を毎日した。

結局親は折れなかった。

自分にも悪い部分もあったのだ、

という事実を、親は最後まで受け入れることはなかった。

悔しかった。

認めてもらえないことに、いつまでも不憫に思われていることに、

だから俺はあきらめた。

親との和解を。

毎日、親と言い争いしていた時期に、持病が再発した。

親といることを、ストレスに感じていたのもあり、

現在、とある施設にお世話になっている。

親との関係も薄れてきたのでかなり色々な面でいい経験ができています。

お金がなくても親元を離れる手段はいくつかあります。

まずは、公共機関の相談員さんに、

話を聞いてもらうのも、良いでしょう。

そこから親とは別の生活が始まります。

親には感謝

生んでくれなきゃ、この世に自分はいないんです。

命をかけて生んでくれたんです。数十年昔でしたら母親が亡くなるケースも今より確実に多かった時代でした。

私の場合は帝王切開でした。母のお腹には大きな傷が残っています。

生きていて、良い思い出も少しはできたでしょう?

それも親のおかげですよね。

親が自分の思い通りにいかないのも理解できます。

親も一人の自分と同じ人間だからです。

人はなかなか自分の思い通りにいかないものだと思いませんか?

親も言わないだけで苦労してるんですよ、きっと。

だいたいの親たちは自分の倍以上生きている人なんですからね。

自分と同じで、嫌な思いもしてきただろうし、苦労したこともあるでしょう。

そんなの当たり前のことですけどね。

ありがたいですね。今まで面倒を見てくれた。

もし、過去の自分のように、自分の親を毒親呼ばわりしてしまっている人がいれば、

大なり小なり、各々の親御さんに、間違いなく毒親、と呼べる箇所があるのでしょう。

あなたへの思いが強すぎるがゆえに毒親のようになっているケースもあります。

私の親は間違いなく子への思いが強すぎるタイプの親でした。

毒親と呼ばれるようなケースには色々あると思います。

しかし、「あなたは自分の親を勘違いしている」ということはないでしょうか?

もしかすると、「毒親だと思っていたけれど、自分のたった一人の親なんだ。」と思う日が来るかもしれません。

心から感謝する日が来るかもしれません。

私は親元を離れ、考えることや、やることは増えました。

しかし、今、人生で一番自由で良い時を過ごせています。

私はあなたがもし親に感謝できずにいる人ならば、

心より、いつかあなたがあなたの親に、感謝できる日が来ることを、祈っております。

今日もあと少し!

今日も良い一日を!!

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