君は愛する人を泣かせるのか

愛するとは何か?

そもそも、愛とは何か。。。

一生をかけても構わない。
自分の人生をも懸けられる存在。
なのかも知れない。

私は私の愛する人を泣かせた事がある。
正直、あの涙は忘れられない涙だろうと思う。
涙ながらに訴え、声を上げ、泣いたあの日。
私は自分の思いを優先させた。
一生を懸けてもいい。と愛した人を泣かせたのだ。

これまでの人生で一番後悔した。あの日。
あの日をきっかけに私は『私の愛する人はどう思うか。』を考えるようになり、自分のつまらないエゴは捨てる事になる。この話は他の誰にも話した事はなく、自身の胸中にしまっていたのだが、ここに自身への戒めとして、懺悔として、これから先に起こりうる全ての事柄に対しての責任として、言葉を残しておこう。と考えたのだ。

当時を振り替えれば確かな情報など無いに等しく、テレビやネットで日々、騒いでいた。
これらが落ち着いて日々が、日常が戻ってくる。
ある意味私は楽観視していたのかも知れない。
私の愛する人はもっとずっと先を見、情報を集め、警戒をし、対策を取っていたのだろうか。

だからこその『涙』。

結果は特に何もなく、問題も起こっていない。
ただ、私の胸中に刺さった『楔』が残っているだけだ。これをここまで読んだ読者の方々は何となくでも何があったか想像することは出来るだろう。
正解は敢えて私の言葉で言葉にする事はないが、概ね正しいと言える。
読者の方々が想像した事は現実に起こりうる未来なのだ。想像出来てしまったのだから。

もし、万が一あなたが私と同じ様な境遇に立たされる事があるのなら、私は問いたい。

『君は愛する人を泣かせるのか』と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?