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島をゆらす [O.D.O.R.U drinks~個から見る地域〜]レポート

沖縄の離島過疎地域とそこにある福祉のファンを増やす「O.D.O.R.U」プロジェクト。その一環として、5月18日に開催された「O.D.O.R.U drinks」では、NPO法人ウブドべをお招きしました。

同日に伊平屋島でのプロジェクトを経て、当イベントに参加された代表・岡さんを中心に、共催の森田さんがこれまでの活動から沖縄での離島のおはなしをお届けしました。

当日の様子をお伝えしますね。

O.D.O.R.Uプロジェクトの由来「沖縄らしい音と踊りの文化」

ウブドべと森田さんは東京や沖縄本島で福祉に興味があるひとたちと離島(石垣島、西表島、伊平屋島)の関係性作りとして東京でのイベントや、今回約1週間かけて地元のかたと対話を繰りかえしてきました。

そのなかで、気づいたのが年を召したおじぃおばぁたちでも、エイサーや沖縄独自の音楽を聞いたときに自然と踊りはじめる文化。

その姿をみて「O.D.O.R.U」ように、これから福祉・医療をきかっけに、島全体が踊りはじめて、人と人とがつながりを広がっていくように。そんな思いを込めて、O.D.O.R.Uプロジェクトがスタートしました。

伊平屋島での個が強くなる役割


5月12日から石垣島、西表島と岡さんや森田さんは島を巡り、19日は伊平屋島の地元のひととの対話をとおして、気づいたことを伝えられました。それは、住民1200人それぞれの個が立っていることだと言います。

島ならではのおもてなしの心から生まれる、それは子どもたちであっても県外の観光者や地元のご近所さんとの関わりを持つための役割があるようで。

そのことで、それぞれの地域だから個を発揮できる環境などがあると言います。たとえ、移住者であっても福祉を携わったことがないひとでも地域全体で育てようという心意気と環境が育まれてきたよう。

O.D.O.R.Uプロジェクトは、11月に続く


ウブドべの岡さんからこれからのプロジェクトについておはなしがありました。

今年の11月に、離島に住む福祉医療従事者を本島、とくに那覇と名護に、働く場の交換留学みたいなものを考えています。

こうしたプロジェクトを進められるのも、今回地域として回らせていただいた石垣島、西表島、伊平屋島の住民のご理解があってこそ。少しずつ、離島や住民の皆さんと福祉、アート、テクノロジーなどを掛け合わせて関係をつくっていきたいと思います。

遅くまで開催しているO.D.O.R.U drinksにご参加してくださったみなさま、ウブドべのみなさん、 森田 直広 (Naohiro Morita)さん、ありがとうございました。

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