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広告発信から企業を好きになる 地域と人が繋がるためのYahoo! 担当者を質問攻め "地方リスティングの戦い方!" レポート

昨今、広告業界についてウェブ広告が主流となってきました。2019年にはウェブ広告が2兆円を突破し、はじめてテレビ広告費を上回るなど、沖縄にいながら県内外に自社商品やサービス、プロダクトの魅力を伝える、購入までのきっかけづくりが容易になってきたといえます。

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Yahoo! JAPANの広告担当する吉澤孝晃さん、ウェブ解析の視点からDigital Identityの沖本一生さん、そして沖縄企業をSNSや広告の観点からブランディングを高めるNO MARK Inc.の赤嶺謙一郎さんを交えて進めていきます。

Yahoo! JAPANの強みとは?

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はじめに、Yahoo! JAPANの強みとポジショニングについて、吉澤さんから解説してもらいました。

Yahoo!はとくにメディアの特性上客観性が高く、利用者のデータが豊富でかつ種類と幅の広さが特徴です。利用者層についてもパソコンとスマホ、両方とも閲覧が多く、現在においてもそれぞれのツールから7割の方たちがYahooから発信されるコンテンツを楽しんでいます。

また、既に昨今ではおなじみといえる動画についてもYahooの強みが活かせています。そもそも、Yahooの動画配信や広告について、今流行りのYouTubeやSNS、GYAO! などのプラットホームとは立ち位置が違って、有意なポジショニングにいるため、安心なコンテンツを届けています。

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では実際に、企業はどうYahooを生かしているのかが気になるところですよね。某企業では自社の強みを理解するべく、広告を利用して、既存のユーザーやこれからユーザーとなりえる潜在的層に対して、戦略的にアプローチするために、データそのものが重要な基軸になるそうです。

ウェブ広告の今と未来 どうメディアを組み合わせる?

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続いて、第2部の「地方リスティングの戦い方」をテーマに、赤嶺さんがモデレーターとなってお届けしていきます。

ウェブ広告が置かれている現状について。昨今、テレビ広告の費用が落ちてきて、ウェブ広告の費用が増えている一方で、ウェブ広告とテレビ広告が比較してどのくらい成果があげられるのか。企業として、また個人事業主として初チャレンジするのにまだまだ勇気が必要といえます。

赤嶺さんからの問い「はじめて利用するときの費用感」について、沖本さんからは「テストマーケティングとして少額、例えば数千円から広告を出せるため、初めて試したい方達におすすめです」と伝えられました。

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次に、沖縄に限らず地方ではテレビの影響力が大きいですよね。その中で、ウェブ広告の意義を、社内にまたクライアントにどう伝えればいいのか。沖本さんからは、テレビとウェブを競合対象として捉えるのではなく、お互いの強みを理解して、相互利用することの重要性が説かれました。例えば、テレビで取り上げられたときに、動線づくりとしてウェブ広告を利用してみる。そのことによって一過性から多元性へとなるため、タイミングから逆算して行うことが良いのでないでしょうか。

編集記

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Yahoo! 担当者を質問攻め "地方リスティングの戦い方!"では、個別質問と質疑応答の時間をたっぷりと用意されていました。「ウェブ広告に適した業態とは?」と本質をついた質問に対しては、吉澤さんは「すべての業界で生かせる」と語られました。

具体的には、ウェブ上で購入できるものや現地で購入しにくコンプレックスにまつわるサービスや商品、そして一般的に来店につなげるものと、様々な可能性があるウェブ広告について登壇者のみなさんと議論と活用方法を語られて、各々の事業につながりやすい時間でした。

出演者:
1. 吉澤 孝晃 さん / Yahoo! JAPAN

2. 沖本一生 さん / Digital Identity

3. 赤嶺 謙一郎さん / NO MARK Inc. 代表取締役

会場:おきなわダイアログ

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