支援事例「大交易会用パンフ作りたい」
バイヤー目線 意識して
◆ 企業名 株式会社沖縄ジンジャーシロップ
◆ 業 種 製造業
◆ 所在地 石垣市
◆ 資本金 非公表
◆ 創 業 2024年
◆ 従業員 なし
【相談】
黒糖ジンジャーシロップをフランスパリに向けて販売展開してきたが、コロナ禍などの影響もあり、新たな販路を求め、アジア圏での海外販路開拓に取り組みたい。沖縄大交易会用のパンフレット制作について相談したい。
【回答】
波照間島産黒糖100%を使った「ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ」は、1998年石垣島にオープンした小さなバーで誕生した。おいしいカクテルとパンケーキを提供するため、島の素材を使ったシロップを作り始めたことがきっかけである。シロップを気に入ったお客さまにお店の分を小分けしたところ評判が良く商品化した。
商品のポテンシャルは高く年々着実に販路を拡大。2014年に離島フェアで優良特産品優秀賞受賞、18年からは海外へも展開するようになった。長年検討していた法人化を支援し、今年3月に株式会社沖縄ジンジャーシロップとして新たなスタートを切った。
海外販路は主にフランスのパリをターゲットに展開してきた。しかし新型コロナの影響をはじめとする国際情勢の変化が販路展開に影響を及ぼしてきた。そんな中、新たな海外販路先として候補にしたのが東南アジア圏である。そのために今月21日から開催される沖縄大交易会への参加を決意。代表の加藤雪子さんから商談会に向けたパンフレット制作について相談があった。沖縄大交易会は海外企業のバイヤーが中心の商談会のため、希望する東南アジア圏の企業と出会えるチャンスである。
今回は消費者目線でのパンフレット制作ではなくバイヤー目線で作成するようアドバイスした。交易会は事前予約の商談がメインだが、フリーで巡回しているバイヤーの目をキャッチするような文章(翻訳含む)や写真を活用。情報を集約し一目で伝わるような表現を意識するよう提案した。
作成したパンフレットが大交易会で多くのバイヤーの目に留まり、多くの商談がまとまることを期待し、石垣サテライトでは引き続き伴走しながらサポートしていきたい。
問い合わせは株式会社沖縄ジンジャーシロップ、電話0980(88)8638。
(県よろず支援拠点コーディネーター・平田睦)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。
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